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イザベラは明日から  作者: 田茶森ビー玉
11/13

スガチヤ

5月は仕事が忙しかったため、なかなか練習に来ることができなかった。


そうこうしているうちに、6月に入ってしまった。



入会後約2ヶ月経過しているが、練習に来た回数を数えてみると、今回が4回目である。



痩せるために練習に来たい気持ちがある反面、2人の足はとてつもなく重い。


週1以下のボクシングでは痩せることはできない。。。




今日は美由子の仕事終わりに練習に行く。




イザベラも美由子も夜ご飯を食べていないので、先ず夜ご飯を食べてから練習に向かうことにした。ご飯後に運動した方が痩せるらしい。



「予約の時間もあるし、ささっと食べられるスガチヤに行く?」



「そうしよ!」



この地域馴染みのラーメン屋で、とても美味しい。手頃な値段で幼少のころから食べている。



美由子は肉入りラーメン、五目ごはんセット。

イザベラはラーメン大盛り。



これは2人のスガチヤお決まりのメニューなのである。



提供されたラーメンに胡椒をふりかけ、テーブルについた。


スープは白濁とした魚介ベースで、一口すするとスガチヤ特有の味が口に広がる。胡椒がまた良いアクセントとなっている。


美由子の肉入りラーメンはチャーシューが多く入っているので、チャーシュー好きにはもってこいだ。


五目ごはんは甘く味付けされたご飯で、完全に混ざりきっているわけではない時もあり、味がある部分と白米のまだらな感じのコントラストに舌は喜ぶ。




「はぁ〜」




2人は満足してリラックスした息がもれる。




「もう今日は満足!ボクシング行かなくてもいいかも!」



「それね!」




2人の腰は椅子から離れない。



「・・クリゼン食べたくない?」



「食べたい!」



クリームぜんざい、

略してクリゼンが大好物な2人は

クリームぜんざいを食べる代わりにボクシングに頑張って行くということを決め、注文することにした。



「さっき店員さん、新人って書いてあったよ!」



「私も見た!」



2人はお互いの顔を見合わせてにやけた。



「クリゼンって新人が作ってくれたらさ、、、、、」



「「・・・・量が多い!!!!」」



2人の息がぴったりと合った。

全く同じことを考えていたことに2人は爆笑した。




期待通り、新人さんが作ってくれるクリームぜんざいはソフトクリームの渦巻きが不恰好だが、とても大きい! 



2人の目はいつもより増量されたクリームぜんざいに喜んだ。



甘いぜんざいに浮く、白いソフトクリームの城。この組み合わせは美味しくないわけがない。一口食べると誰もが納得してしまう味なのだ。



「家出るとき、小豆のアイス食べたから、1時間前と同じ味する!」



「え!」



イザベラは家を、出る時に小豆のアイスクリームを食べたらしい。




食事を済ませたイザベラと美由子は、摂取したカロリーを全てなかったことにする目標を掲げ、ボクシングの練習に重くなった身体をひきづり向かった。

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