教会へGO
台風が接近しております。
皆様お気をつけてください
我が家の朝の定番。目玉焼きとサラダとパン
そして温かい紅茶
今日も気持ちの良い朝だ
向かえに座るのは最愛の妻だ
今日は教会に行く。こちらの世界でも結婚式はある。が、貴族や一部の富裕層に限られている
家もある。生活に困らない金もある
泡銭っちゃー泡銭
ならばボルジューの為に使いたい
今はそう考えている
「イツミ様準備できました!」
教会に下見に行くのだが、ボルジューが、デートと張り切っている
そのために洋服を買ったらしい…
かわゆぃやつめ…
「イツミ様…どうでしょうか…?」
「いい。とってもいい!!!!」
アイボリー色のワンピース
胸元と裾にレース刺繍があしらわれている
「わ…私の髪には…この色が…って」
全体として清楚にまとまっている
「ボルジュー綺麗だよ」
「イッッイツミさぁまー」
また泣くな
泣き虫め…
頭を撫でなでして、手を握る
いつものパターンではベットに行ってしまうが、今日はデートなんだ
さて。教会に行くか
教会は第二区画の端
第一区画の門の前にあった
立派な石造り
教会の扉には二つの雷と鷲が描かれていた
なんだ…教会の紋章は…
この世界にキリス○教は誕生していないだろうしな…
「ボルジュー。この国はどんな神を信仰しているんだ?」
扉が開く
ギィーィー
「この国は全能神ゼウスを主教としています。ようこそ教会へ。歓迎致します。若者よ」
白と黒の法衣をまとい、ひとりの男が数名の白の法衣をまとう者達を引き連れて、扉から現れた
「神託に導かれ、今日は素敵な出会いが叶いました。貴方はイツミ殿でございますね」
「えっ?あ……はい。そうですが…何故名を…」
「神ゼウス様より神託を承ってまいりました。教士のダイラン・テロルで御座います。
神ゼウス様より昨晩承った神託は…
本日教会に訪れるイツミ君を大神殿に連れてくるように
との内容でした。
でしたので、各区画に教士が参っておりましたが、第二区画にいらっしゃってくださるとは……神ゼウス様の導きに感謝致します」
「そうゆうことねー。ゼウス様、また大々的に…前回みたいにちょこっと着てーみたいな感じで呼んでくれれば良いのに……眷属なんだし……」
「イツミ殿。大神殿へ御足労頂けますか?」
「あぁ…断っても面倒な事になるんだろうしな…嫁さんも連れて行くぞ。文句ないな」
「もちろんで御座います」
豪華な馬車に乗り、第一区画の皇帝城横の大神殿に連れていかれた
厄介事は勘弁してくれよな…
電車が止まって、今日は一日自宅ですね。




