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知らない事は……知ってそうなやつに聞こう!!

ブックマークして頂いている皆様。

いつもありがとうございます!

最近、前書き後書きない状態でしたので一言。

もうしばらくストックがありますので、

1日1作以上の投稿を頑張ります

皇妃を治療してから10日が過ぎた

特別な連絡はない



しかしやっぱり気になる……

ドールの名前……



仕方がないな…子爵の情報網に頼るか…



ボルジューはせっせと家事をしていた

完全に新妻である

その姿を見ると幸せで満ちてくる



前世じゃ縁のなかった景色だ……

ブラック○業や社畜なんて言葉が当てはまる世界。仕事。食事。睡眠のサイクルで動かされていたのが嘘のようだ…



あぁ…幸せだぁ……



「ボルジュー買い物あるか?市場に行ってくるけど」



「あっそれでは野菜と卵を買ってきてもらってよろしいですか?」



「あぁ野菜と卵な。わかったよ」



なんとも極自然な会話

転生してよかった…ゼウス様。コトミさんありがとうございます!




話は変わり、我が家の家電


家電とは言え電気で動いていたないので、家具になるのか…

ボルジューのスキルであるアイス系を利用して、家には簡易冷蔵庫を作った

非常に重宝している

これで鮮度抜群




「じゃー行ってくるな」



「はぃ!行ってらっしゃい!」




チュッ



新婚夫婦をたっぷり味わいながら俺は家を出て、市場に向かった




今日も市場は賑わっている

帝都と言うだけで人口も多い

市場だけでも第二区画で複数あるらしい



…さてと



市場を見回って買い物をすませる




野菜はググ爺の店が一番新鮮

卵は割高だが、軍鳥の卵が濃くて旨い



この街にも慣れてきた



「肉巻きを土産で貰えるか」



「おっ若旦那!いつもご贔屓に!」




…調べてもらいたい事がある…


…簡単な事なら構いませんぜ…


…ドール家ってのは複数あるのか?…


…グンジョのドール家ですか。。イツミの旦那からその子爵の名がでるとは…


…で、複数あるのか…


…分家はありますが、基本は一つですぜ。グンジョの街を統治するドール家。今、御家騒動の真っ最中ですがね…


…そうか。第6皇妃はドール家と関係しているのか…


…関係も何も。本家の長女ですよ。あー若旦那が治療したって話でしたね…


…早耳だな…


…どうも。仕事なもんでね…


…助かった。恩にきる…


…一つ言っておきますが、うちの子爵様とドール家は政敵の一人でしたがね。今は御家騒動で、それどころじゃないでしょぅ。が、あまり深入りはおススメしませんぜ…


…あぁ。お前の主人の手前もあるしな…


…そうしていただきたいもんです…



雑踏の中、会話は終了した

会話と言っても周囲に漏れてはいないだろう



「親父さん!またよろしくな!」



笹で包まれた肉巻きを受け取り


肉巻き代金としては多すぎる銀貨を1枚握らせて、店を離れる



やっぱりか……あまり深入りはよくないな…



俺がどのような経緯でドール家を出され、母とログハウスで暮らしていたのか…

転生前の記憶が無い分…取り繕えない…母の記憶すら無いのだから…

しかも、御家騒動中……

関わらない方が無難だ



そんな事を考えながら家に帰る



「ただいま」



「おかえりなさい!イツミ様」



俺はただボルジューとのんびり生活ができればいい



「ボルジュー明日、教会に行ってみるか?言っていただろ!結婚式!だいぶ落ち着いたしな!」



「ふへぇー!!!!ホントにホントにいいんですか!!!」



「前も言ったろ。ボルジューと結婚したいんだよ」



猛烈な勢いでボルジューは飛んできた



ブチュー


ギューューュー



おぃ…卵…卵が割れるって…



「イツミ様ぁー!イツミ様ぁー!」



「あーもー!」



俺は買い物した布袋を床にそっとおいた…



バサッ



空いた両手でボルジューをお姫様抱っこ

そのままベッドにダイブする



ボルジューは泣き笑いながら幸せを噛み締めていた

俺も幸せだ



お互いの身体が絡み合う

しっかりと指と指を重ね合う



「イ…イツミ…さぁまぁぁあー」



ムッチリしたボルジューの身体を抱きしめる

心地よい肌感だ

幸せに満ちた時が過ぎた

読んでいただきありがとうございます!

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