表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

38/55

帝都到着!でも先は長い…

作者的には第3章です

帝都での話を、書いていきます

よろしくお願いします。

確かにでかい…


城壁だけで4階の建物くらいありそうだ



「ようこそ帝都へ。観光か?」



門兵が尋ねる



「ん……そっちのお嬢さんは……」



ボルジューを見てけ顔を覗き込もうとする…



「俺はギルド会員で依頼を受けに来た」



ランク7の証を見せる



「その年でランク7か!失礼した!帝都は初めてか?」



「そうだが。あーヘンレー子爵の屋敷に行きたいんだが、どの辺りだ?」



「ヘンレー子爵様の邸宅は第一区画だが、入るには紹介状など必要だが…持っているのか?」



「あー手紙を預かっている」



「拝見する。紋章は確かに…

第一区画の城門で、この家紋を見せれば、ヘンレー子爵の担当者が現れるだろう」



「この先は第四区画だ。気をつけて行かれよ。開門!!」




ガチャーン ガッガッガ ギィー


重そうな門が開く




「城門はここだけなのか?」



「いや。外壁城門は四つある。街道全て城門につながっている。まぁー商人か会員くらいしか通らないし、だいたいが朝と夕の解放時間に通るからな!」



「時間外に開けてもらって悪いな!」



懐から大銅貨を数枚を出した




「みんなで仕事終わりに一杯やってくれ!また通る事もあるから、頼むわ!」



当たり前の仕事を当たり前にする。当然だが、とても好感がもてた

初めは断られた。賄賂になると。それに自分より若い者から受け取れないと。結局は折れて、仲間内で使わせてもらうと受け取ってもらった



「なんか悪かったかな?」



「いえ!イツミ様の優しさだと思います!予想外の評価は嬉しいものですよ!」



ボルジューと雑談をしながら城門をくぐる




先には帝都……えっっ…





ずーっと家が続き、再び城壁が見える。たどり着くまでに2時間くらいはかかりそうだ

家は木造長屋のように続いていた


…江戸時代の街並みってこんな感じか…

確か教科書に書いてあったな…




50万人って嘘じゃねーな




「お兄さん方。第三区画に行かれるのかい?」



「ん?そうだが?」




「歩いたら夕方だよ!馬車に乗って行くかい?一人銅貨3枚だよ!この区間はあまり治安が良くないからねー。若い二人じゃ犯罪に巻き込まれるよー」




こんだけデカい街だ。移動に苦労するから、馬車がタクシーって感じか。確かスラム街もあるって話だったな…来て早々に面倒はごめんだ




声をかけた獣人以外にも数台馬車が止まっていた




馬車自体は貨物を乗せるような、木製の台車に木の椅子



「乗ってみるか。ボルジュー?」



「はい!イツミ様しってますか?お尻痛いですよー!」



「まぁー大丈夫だろ!」






だぁぁいじょうぶじゃなぁぁあぁい!!





揺れる。激しく揺れる



そして尻にくる衝撃



尻の皮が剥けそう



速度は原付くらい

歩くより確かに速い…


が、痛ぃぃいぃ!!




ボルジューは余裕の表情でキョロキョロと周りを見回していた




40分程で到着




「また乗ってくれよー!」




もぅ乗るか…尻がヒリヒリ…する…




第四区間と第三区間の境




同じように城門だ



さっきのよりも少し小さいかな



「これより先は第三区間だ。なんのようだ!」

城門の兵士ががなりたてる




「はい…はい…」

ギルド会員の証を出す



「ランク7だと!こんな餓鬼で!」




ピキッ…




さっきの門兵とエライ違いだ…

高圧的になってします

虎人か……種族の問題か……




「に…兄さん……」




ん?兄さん…

後ろを振り返る…

誰の……?


なんやら…不思議な空気…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ