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チュートリアル①

連続でかけた。

よし!

えーっと。。。

とりあえず、ベットから起き上がる


部屋は小さい

周囲は木で作られている

ログハウスか?



えーっと

確か。。。16歳になったんだっけ。。



夢での情報を思い出す

まともに記憶していない

なんせ、夢だと思ってましたから…



部屋は4.5畳くらいか。


タンスとベット

他に窓。


他 なし


………。

クールビューティーなお姉さん

なんでいるの?


「さてさて、自分はどんな感じだ…」


着ている服はザラザラした手触り

麻のような感じ

ネズミ色でワンピース

腰に申し訳ない程度に縄が締められている



「えーっと子爵の御子息って話しは…

俺の記憶違いでしょうか…?」


「いえ。その通りです」


「この家。子爵のご自宅ですか…?」


いやいや。ちがうでしょ。。

貴族の家がログハウスってどんな時代だよ


「あのー聴いてもいいですか?」


クールビューティーなお姉さん

穏やかに頷く。



「えーっと…転生って事でいいんですよね?」



「イツミ様が選ばれた世界に転生されています」



いやいや。。あんたでしょ…強引に決めたの…


「で。お姉さんは……?」



「改めまして。死神のコトミです。

今日より3日間、サポートさせていただきます」



「3日⁈それ以降は?」



「自力で頑張ってください」



おっっと、なかなか不親切!

つまり、チュートリアル終了までみたいな感じか!

3日で自立!神様も理不尽だな…



「で、俺は何をすれば?」



「ご自由に」



「え?目的とか?魔王倒すとかは?」



「何もありません。ご自由に生活してください。農民に領主、勇者や聖人、魔王など好きな生き方を自力で行ってください」



ほー

何もなし

勇者や魔王…農民まで幅広い品揃

「で、えーっと。

あ……子爵の子供って話は?」



「はい。イツミ様は子爵の御子息です。

ですが、隠し子扱いのため、平民と変わりはありません。

この家に3年前までお母様と過ごされておりましたが、お母様と死別。現在はここでお一人で生活されています」



「えぇ!?なにそれ!」

詐欺でしょ!

選ぶ時に言ってないでしょ!

普通なんかこぅ〜でっかい城にメイドさんがいっぱいみたいな世界を考えるでしょ!

隠し子で平民って!それは詐欺!絶対詐欺だ!



クールビューティーなお姉さんこと

コトミさんのこめかみがピクつく



ビリビリ



「うっ ぎゃっ!」

だから痛いって……



「ではこれから父親を訪ねる事を目標にしてみては……」



おっと。綺麗なすり替え。

で、口答えしたらビリビリ。

転生しても世は厳し。



とりあえず情報を得なきゃな。

このままじゃ

また死んじまうよ。



「で、コトミさん。

えーサドリル帝国でしたっけ。ここ。

この世界について、教えてもらえますか」



「畏まりました」


ーざっくりまとめると…ー

このサドリル帝国は建国265年。皇帝は獣人のアルドリア・サドリル8世。世襲しています。この世界では2番目の勢力ですね。ちなみにこの世界は大小合わせて6の国があります。世界は様々な種族で構成されています。

獣人、猿人、龍人、精人など

サドリル帝国の皇帝は平等な主義で、種族間の対立などは比較的少ないようです。



色々な情報が一気に。

つまり色んな奴が住んでて、強い国って感じか!とりあえず差別とか少なくて良かった!



「で、俺自身の情報は?」




「イツミ様の情報はご自身で確認が可能です。

ステータスと唱えてください」



「え?ステータス?」


ボワァン


宙にタッチパネルのような映像


流石異世界。

それっぽいぜ。



「…なになに…」



情報

能力

装備

スキル



「おーそれっぽい!」




「閲覧した場所をタップしてください。

ちなみにステータス情報は他人からも見えますのでご注意ください」



個人情報保護の観点はないのね。



「ほんじゃ能力を」

ポチ


攻撃力 7( +50 )

防御力 11( +50 ) ( +1 )

俊敏性 14( +50 )

技巧性 6( +50 )

魔道力 9( +50 ) ( +1 )

幸運 77( +50 )

振り分けポイント 50



「何?これ?」

+50のオンパレード!

転生特典みたいなやつっっ⁈



「コトミさん!この+50ってどうゆうこと?」



「ゼウス様より授けられた効果です。

スキルを見てください」



やるな!全知全能も伊達じゃないねー


スキルをポチ


アクティブスキル

パーソナルスキル



え どっち。

とりあえずアクティブスキルをポチ



アクティブスキル

現在獲得したスキルはありません。



ぬをっ!

じゃーこっちか!



パーソナルスキル

ゼウスの眷属

ゼウスの加護

希望と絶望



3つある

ほんじゃーとりあえずこれは?

ゼウスの眷属

神ゼウスの眷属となる。

+HP1000 +MP1000 全能力+50


「は…ぱねー!」

これすごくね!

でたチート生活!

これで安泰だわ!

やるなゼウス様!最高!


ん…この世界の一般人的な奴らの能力知らなければ、チートとは言えないのか?

焦るなイツミ。ドードー。

後でコトミさんに聞かないと。



「で、ゼウスの加護とは何だろな」

ポチ


ゼウスの加護

能力初期振り分けポイント50

レベルアップ時振り分けポイント5

取得経験値2倍

ドロップアイテム率5倍



「おぉ!」

これもすごい!

そしてアイテムがドロップする情報めゲット!結構レアなドロップも手に入れやすいな!ナイスゼウス様!



「ではでは、転生時に言っていたスキル」

希望と絶望をポチ



希望と絶望

右手より吸収。左手より放出する。

消費MP 0

ps 自分で色々使ってみるんじゃよ

by ゼウス




「何この説明?

意味わかんないつーんだよ!」



「コトミさん!

この希望と絶望ってスキル!

これ説明になってないんだけど!!」



「はぁー…」

コトミさん呆れ気味

「では、イツミ様、外へ」


促され扉を開けると、小さな食卓とキッチン

完全に単身者の居住空間

本当に母親と暮らしていたのだろうか?


外に出る

周囲は森

そして、家、ちっちゃ!



ガサガサ…

森の草むらから音がする



「では」


ガサガサ


い イノシシ!!


「ちょうど良いサイズですね。

あの獣に右手で触れて、吸収を念じてください」



「か、簡単に言うけど、、、

牙生えてますよ…」


「はぁー

それではこれで」

コトミさんがイノシシを睨む

《死神の瞳》



ゾワゾワ

寒気!大寒波到来!

コトミさんが睨んだ瞬間に周囲の空気が凍りついたように感じる。



「イツミ様。

右手で触れて、吸収を念じてください」



凍りついた雰囲気の中で言われたら

拒否出来ない命令だ。



イノシシは硬直しているが、小刻みに震えていた。目が潤んでいる…ように感じる。



「えーっと右手で触れて、念じる」

吸収!

《エナジードレイン》


イノシシの中から光る何かが右手に吸われていく。



ドサ



イノシシはあっさり倒れた。




「もしもーし」

イノシシを揺らしてみる。

応答なし。



……いったい俺は何をした……


チュートリアルは①ー③予定です

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