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僕と兵器と異世界  作者: 奥鷹 雪斗
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第2話 タブレット ③スキルと持ち物整理

今回はスキルとその他の機能説明がメインです。

 次にスキルを押してみた。


アンロックされたスキル

《格闘スキル》発勁

《暗殺スキル》テイクダウン

《偵察兵スキル》精密射撃・聞き耳

《突撃兵スキル》銃剣突撃・長距離投擲


 スキルは覚えて損は無いスキルばかりで格闘スキルは近接戦で大いに役立つ。銃を使わずに敵を無力化出来るのならなおさらだ。

 暗殺スキルは・・・ノーコメント。

 偵察兵スキルは敵や獲物を見つけたりするのに役立つスキルがあり、特に聞き耳は重宝するだろう。

 突撃兵スキルはこれといって使えそうなのは『長距離投擲』ぐらいで銃剣突撃はそれに該当する武器を所持していないのでほぼ意味が無い。

 そしてヘルプを見るとどうやらスキルは自身のレベルが上がるか誰かに教わる、または覚えることで取得出来るようだ。

 他にもクエストと解析、図鑑いう機能があり、クエストは条件を達成すると報酬としてアイテムやお金、スキルなどを貰うことが出来る。解析は解析したいものをタブレットの画面で見ることでそれがどんなものなのか調べることが出来る。試しにリュックを解析してみた。


ミリタリーリュック

中身

・約2日分の食料、水の入ったペットボトル(500mL)2本と2/3本、サバイバルナイフ、万能ナイフ、双眼鏡、白樺の樹皮が入ったビニール袋、新聞紙(1枚と半分)、ファイアスターター、小型懐中電灯、コンセント・太陽光パネル充電式携帯充電器、携帯充電用USB、コンパス、スマートフォン(ここではあまり使い道が無い)


 図鑑は本や見たことがあるアイテムや道具、魔物を記録できる機能だ。見るだけだと見たものしか登録されないため性能などは表示されないがアイテムや道具は1度使うか解析で調べると図鑑に名前や効果の説明などを付けて登録される。魔物に関しては倒すことで名前や素材、弱点の説明などを付けて登録される。

 他にも機能はあるようだがどうやらレベルを上げるかクエストをクリアしないと使えないらしい。

 俺は腕時計を見ると午後6時を過ぎており窓から外を見てみると日が沈んで暗くなっていた。


「明日の準備をしてから今日は寝るか」

  

 テーブルにあったガンベルトをベッドの上に置くと半分しか入っていない水の入ったペットボトルの水を一口飲んでベッドに乗る。ガンベルトを奥にやって仰向けになったところで時計を見る。


 午後6時50分


 それを確認するとあることに気付いた。


「なんだ、このバーは?」


 実は俺がつけている腕時計は軍用に開発された試作高性能電子腕時計(※1)でGPS機能や通信機能を兼ね備えた優れものだ。その腕時計になぜか時刻表示の下になかったはずの緑と青のバーがあった。その2つの左端にはバーの上にHPとMPという表示がされてあった。


(どこかで見たことあるような?)


 しかしそれは何年も前の記憶のため俺は忘れていた。その他の機能に問題がないことを確認すると目を閉じて寝ようとしたが、


(眠れない) 


 いつ誰に襲われるか分からない。そう考えると落ち着かずに寝ることが出来なかった。ふと思いつくとガンベルトからガバメントを抜いて右手に持つとそのまま胸の上に置く。


(これで少しは落ち着ける)


 そして今度こそ目を閉じて寝ることが出来た。

※1“高性能電子腕時計”

・正式名称は『試作特殊作戦用腕時計』。日本とアメリカが共同開発し、アメリカ軍と自衛隊で試験運用中の装備品。勇気も自衛隊でレンジャー訓練を修了した際に渡された。GPSや無線、レーダーといった多彩な機能を備えており、また耐刃、耐電、耐衝撃、耐水性に優れている。



スキルは見れば大体想像着くと思うのでカットォォォ!



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