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在るのに無い  作者: 千瑞
8/12

「ケータイ依存症」「ギター」「手」

何となく、そう、何となく。


今日の夜はとても寂しい。


君達がいない日はとても暇で、

とても寂しくて、

人肌以上にただの声ですら

求めて手を伸ばすんだ。


嫌われてもいい、

今の心の隙間を埋めれるのなら。


それが何度も重なって、

ケータイ依存症気味になりました。








君の弾くギターが好きだよ。


正直リズム感なくて歌いにくいし、

6弦と5弦ばかりに当たって

コードが綺麗に1限まで響いてないし、

そもそも音が違ったりする。


そんな君の弾くギターが好き。


私も君も、

上手い人に比べたら下手だけど、

そんな君らしい音が聴こえるたびに

「あ、いる」って、

「今楽しそうだなあ」って、

「マイペースだなあ」って、

そう心の中で和むの。


もっと練習しような。

曲数増やそう。








「君の手、温かいね」


「手が温かい人は多勢でいるのが好きなんだよ」


「私の手、冷たいね」


「元々ひとりでいるのが好きだからじゃない?」


でも君達といる方が好きだよ。


多分、ひとりよりも楽しいって思ったから。


本を読むより、音楽に浸るより、

体を鍛えるより、掃除をするより、

君達とバカやってた方が楽しいんだろうね。


「寂しがりなだけじゃない?」


それもあるけど、

心はガキだから甘えたなだけだよ。


甘え下手だけど。

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