10.学生同好会
現在すべての授業が終了し、帰る準備をしている。
一つ気になったことがあった。
蒼井茜だ。
昨日、「学生同好会」という同好会を立ち上げるという話をして、今日から活動開始のはずだが今日一度も俺のところへ来ていない。部室の場所等を聞いていないので部室にも行けない。
なにもないんだったらこのまま帰るクラスメイトに紛れて帰ってしまおうか。
「イオ君!部活いくよ!!」
「はいいいいい!?!?!?」
突然だったので変な声が出てしまった。周囲のクラスメイト達は俺たちに注目した。
「はやく!いくよ!」
そのまま引っ張られていく。
それよりいつから俺をあだ名で呼ぶようになったんだ?今まで伊織君って呼んでたよね!?
◇◆◇
「ここが仮の部室でぇす」
「へいへい」
「というわけで#彩__あやちゃん__#も待ってるから早く早く!」
そう押されて仮部室に入る。中には浅葱さんが椅子に座って本を読んでいた。
「こんにちは、相馬君」
「おっす」
「さて、当同好会メンバー全員そろいました!ということで第一回学生会会議を行います!!全員席についてください」
「何を意味の分からないことを」
「いいからいいから!」
しぶしぶ席に着いた。
「さてと、じゃあこれから何をしましょうか」
「決めてないんかい!」
「決めてない!」
だめだこりゃ
◇◆◇
しばらく話し合ったところ、以前みたいに料理をしたりいろんなところに遊びに行ったりするけど基本的には部室でだべったりするみたいだ。
「というわけで明日から本格的に始動します!放課後に部室に来るように!」
といって帰っていったので俺も帰ることにする。
しばらく更新できてなくてすみません
今日第Ⅱ志望の大学の面接がありまして、来週に第一志望の大学の面接があります。
今後もなかなか更新できないかもしれませんがよろしくお願いします。