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プロローグ

 どうしてこうなった?


「殿様! ネクタイが曲がってますぞ! さあ、動かないで」

 どうして平凡な高校生の俺が殿様なのか?

「若様、待ちなさい! あたしが直すのよ!」

「御屋形様、拙者が……」

 どうして自分が朝から女の子にもみくちゃにされているのか?


 そんな疑問はさておき、俺は逃げた。

「あ、待ちなさい!」

「そんな恥ずかしい格好で登校するなど、この私が許しませんぞ!」

「投げ縄で捕獲します!」

 後ろからきゃいきゃいと姦しい―というより物騒な―声が聞こえ、俺は速度を上げて校門に向かった。


 全てはそう、あの日から始まった。あの晴れた、秋の日から――

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