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独狼雨  作者: カイン
3/4

遭遇

~その頃~


※少年サイド




「ふーっ。さっぱりした~。」


少年は川から戻って来たようだ。


あれだけ食べたのに腹一つ出ていない。

どんな腹をしているのだろうか……


「たっだいま~!「おかえりー」……はれ?」



誰か返事をしたようだ誰だろうか。



少年は周りを見渡した。



台所、机、食器棚、ベッド……少じぃ………無し



「うをぉい!?なんで!?私居るよねっ!!ここに居るよね!!ちょっとなんで無言で家出るの!」



……非常にうるさいのである。



「ん!起きたんだ!おはよう!」



「え、あっおはよう?……ん?なんか話そらぁ「おはよう!」おはよう!」



少年は話をそらしたようだ。


これで静かになるな


うん


「ねーねところでアナタ誰?ここど~こ?」



どうやら少女は落ち着いたようで自分の状況に気付いたようです。



「ん。ここはね、“僕"の家だよ。」



「きみの家なんだ!……どこの?」



「森の中だよ!」



「えっ森……あっここ森の小屋?あの色々いてーーが居る森の!!」


少女は何かに驚いたようです。



「ん?何か知らないけどそうだよ!」


少年はとりあえずそうだと言った。



「えぇ~!……食べないでください……」


「ん?どうゆうこと?」


少女は何か誤解をしているようだ。



「えっ、だって“鬼"でしょ?人おどろかして食べちゃうんでしょ?」


少女は少年が鬼だと思っているようです。


てか鬼って?


「ん~“鬼"って何?僕“人"は食べれないよ。」



「えぇ~!……ごめんなさい。間違えました。」



「ね~そんなこといいから鬼って何?」



「……ま、いいわ。ん~とりあえず人を驚かして食べちゃうんだよ!それか悪い子か人が森に迷っていると鬼の家に連れてかれちゃうんだ!それで食べられちゃうんだ!怖いでしょ?噂話ししているのおばあちゃんに聞いたんだ。」


「ふ~ん鬼ってやっぱり僕かも……」


少年は少し迷って答えました


「えっ!なんで?」




「だって暇な時に森に来た人をいたずらで驚かしているもん。でも人は食べてないよ?」






「…………ま、いいわ。」



少年の話しを聞いてこの森の謎が少し解けた少女だった。


そして何かを思い出したように少女は聞いた



「ちょっとお願いがあるんだけど…」


「ん?何?」



「此処に住ましてください」

ペコ


そう少年に行って少女は頭を下げた




「ん、別にいいよ?」



「そうだよね駄目だよねそりゃね…え」

「別にいいよ?」



再度少年が言うと


「ふぇ、あ、ありがとう!」



少女がテンパりました


~10分後~


「ごめんね驚かせちゃって?…そういえば君の名前は?」





「ん?僕の名前は…」



ドッカーン



「なっ何?何の音?」



森の中央から何か爆裂音かした


「!!おじさん」



少年は何か気付いたようです


~少女が目を覚ました頃~



※おじさんサイド



影はずっとおじさんの様子を見ていたようです。


「んおぉ!……あれ?もうないな…?…ここは……何処だ?」



おじさんは周りに目もくれずに拾っていたおかげで今どこか分からないようです。



……バカ



スゥ


「ヤ、コンにチわ鬼さン。キョうはキレイナほしゾラダね。」

とそこにいままで影だった者が姿を表した。


その姿はまるで蛇が人間になったような姿だ。

手足、胴体に黒い鱗があり肌が見えない。しかも男か女か分からない。両性の“あれ"が股に無くツルツルである


「………どちら様?」




こんな所でおじさんはボケてしまいました。




影が思わず力が抜けて崩れかけてしまいまいました



コントか


「んん、おットシツれい。わタしハ、スへナとモうします。いごオミシりおきヲ」




そしてにっこり“笑った"


その次の瞬間



パラパラ…

おじさんが居た場所にはクレーターができている。

そして砂ぼこりが鎮まったあとに蛇の怪物が拳を地面に叩きつけた姿勢で現れた。



「オットシツれい、テがすべってコロしてしまいマシタ♪」



そう言って立ち上がった



てか手が滑りすぎ!



「……あっけナイデスネ」


そう蛇の怪物が呟いていたら



「ハァ、ダリ……。腹減った…面倒くせーぜ。うん」



!!!


「ナ二!ドコダドコにいル!!」



驚いた様子でおじさんを探す蛇の怪物。


「ギャーギャーうるせいな、こっちだこっち。」



その声を頼りにおじさんを探す蛇の怪物。

だか見つからない


「ハァ、面倒くせ~。もういい、此処だ此処。」



そう言っておじさんは木の間から出て来た


…体中に枝や葉っぱを着けて




「体中がチクチクするぜ。まったく面倒くせ~…」


頭に枝刺さってるからな頭掻くなよおじさん。あ、折れた



「イツのまにそこまデいった!!コタえろ!!」



「うるせいな。ただそこまで“飛んだ"んだよ。カリスは幻か……つーか雄雌どっち?」


こんな時までボケるおじさん…

バカ


「何だそのスガタは!オマエが“脱げ出した■■■"だナ。ショブンシてヤル!」


そう言って蛇の怪物が動いた


「オイまだ話が……無理か。」

そう言った直後おじさんの元に蛇の怪物が来た。



「シュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ」


蛇の怪物がまずおじさんの居た枝を粉砕する。だがその前におじさんが“飛んで"避けたので回避。

「フン!」


そして蛇の怪物がおじさんの方へ向いた時に回避したおじさんが上から蛇の怪物に踵落としを顔面に決め、蛇の怪物を地面に叩き落とした。




そして地面に叩きつけられた衝撃で肺?の空気が抜け、悶えていたら



「いっぺん寝とけゴラァァアアアアアア」



そしておじさんがまた飛び上がって悶えている蛇の怪物に“墜落"していった


その後地面に直撃した蛇の怪物に向かって落ちていくおじさん。

蛇の怪物はまだ動けないようだ。その蛇の怪物に向かっておじさんは



「ラ〇イダ~~~キック!」


ラ〇イダーキックをかましました。




ラ〇イダーキックは蛇の怪物の背中にクリンヒットし蛇の怪物は少し悶絶した後気絶した。



「……フゥ。さてとこいつはどうしたらいいかな?う~ん?」



気絶した蛇の怪物をどうするか考えて居ると



「とゆうかコイツ絶対異のぉ」ウガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ」



「お、あっ、え、ちょ、ま」



足の下にいた蛇の怪物が突然暴れ始めた。そしておじさんを振り下ろしたら………


…バキボキボキバキ


「シュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ」



でっかな蛇になりました。


「なんだこりぃゃぁぁぁァァァァアアアアアアアアアアアア!!」



でかいです。なんと太さがこの森の木の二本分もある大蛇すぎる大蛇になりました。

しかも牙が口からででます。


ハリー・〇ッターに出て来るバジリスクの真っ黒バージョンです。


怖いです



「シュウゥゥゥゥゥゥ」



琥珀色の目で見てきます。


「………………………………………………………………………………………晩飯?決定!」



そう言うとおじさんは大蛇に突撃しました。






まずおじさんは高く“飛び上がり"ました。そして少しの間ホバーリングをし、大蛇の顔に向かって行きます。



その間に大蛇はドクロを巻き鎌首を立てていつでも攻撃出来る準備をしています。



そしておじさんが向かって来たら……



バグ


おじさんを飲み込まんと噛みつきました。


「フン!おせーぞ、と」


バシ!!


「~~~!?…シュウゥゥゥゥゥゥ!!」




おじさんは噛みつこうとした大蛇の顔の横すれすれを“飛び"大蛇の頭の後ろに回り込み思いっきり頭を蹴り上げました。


そしたら大蛇は少しよろけてその後に怒りました。






シュウシュウうるさいです。


「お~~怖い怖い。…馬力が足らんな……。」


おじさんは空中で大蛇を見ています。どうやって大蛇を倒すか考えているようです。



その間大蛇はおじさんを睨み付けてます。時々牙をだして噛みつこうとジャンプしますが届きません。



「よし…しかたがない“他にも"出すか……」



そう言うとおじさんは高く、高く飛んで行きます。



その間大蛇はただおじさんが何をするのか見ています。


そして雲の辺りまで飛んできました。




「ふぅ…よし!」



おじさんが何か気合いを込め体を丸めたら。



「ふッう、うっグ、くぅぅゥゥゥゥゥゥゥゥ…………」



バキバキバキボキ




そしておじさんの体に大きな変化が起きました。




………………………………………………………………………………



「………………これでオワリダゼ」



その三秒後爆音が響いた







こうして時は戻る



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