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魔族の王と人間の王の謁見

タイトルの通り魔王・理夜とパナミア公国国王・ウィンドレー・ザミルの対談です


誤字脱字等ありましたら感想にて知らせてくれると嬉しいです\(^o^)/


また、この作品についての感想も待ってます(*^^)v


みなさんが面白いと思う小説を教えてほしいです<m(__)m>

「それを達成するには人と人とのつながりが一番重要なの。それがないと世界は救われない。」


「それは無理にちかいじゃろう・・・。ジャミル帝国はそなた、魔王にのみ執着する。我らがどれだけ語りかけようと魔王の命令しか聞かぬゆえどうしようもないのじゃ。もしジャミル帝国がつながりに入ったとしても魔物や魔神がいるのじゃ」


陛下の瞳は絶望に彩られていた。


「別に魔物や魔神は勇者に任せてもいいんじゃない?そのための夜深でしょ」


あたしが提案するとさも名案じゃ!という具合に瞳に輝きが戻る。


「そうじゃった。召喚したのはそなただけじゃなったのう」


陛下のその言葉に周りにいた皇子や大臣たちは呆れていた。


「・・・陛下」

「召喚しておいて忘れるなどヨミ様に失礼ですよ・・・」

「・・・はぁ~」


ちなみに上から順に陛下の右後ろに居た付騎士、陛下の前で礼をとっていたストレー皇子、最後は陛下の横にいた宰相らしき人だ。


「夜深忘れられてたねー」

あたしはいまだにあたしの後ろに隠れている夜深を見やり言う。

「う、うん。・・・ちょっとショックかも」


「勇者殿、すまぬ」


陛下は玉座から降り、軽く頭を下げて謝罪した。


「ふぇ!い、いや、いいでしゅ!」


・・・妹よ、そんなにあわてずにしゃべろうよ・・・


「夜深、落ち着いてはっきり喋ろう」


「っ!う、うん・・・」


夜深は深呼吸して自分を落ち着かせる。


「えっと、陛下、私あまり気にしてないので、その、顔をあげて下さい」


「おお、そうか。・・・魔物や魔神は勇者殿に任せるとしてリヨ殿はどうするのじゃ?」


「あたしはまずジャミル帝国に行って世界を救うことに協力してくれるか聞いてみるよ。協力してくれるのならパナミア公国と和平不可侵条約を結ぶようにするよー。その後のことは後で考えるよ」


あたしの言葉を聞いた陛下は


「何から何まですまぬな、リヨ殿」


「いいよいいよお礼なんて。夜深が救う気になってるのに姉であるあたしが何もしないんじゃ顔が立たないでしょ?だからするだけだよ」


そう言ってあたしと夜深は玉座の間を後にした。

三日に一回のペースで書けたらなと思います

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