一話 青春と無縁のバカ
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俺、梅宮祐希(仮名)はめでたいことに中学校に進学した。まぁ義務教育だから当然だけどね!
「ったく...漢文なんてやったって意味あるのかねぇ?そもそもなんで昔の日本人はこんなきったねぇ字が読めたんだよ?」
祐希は入学早々勉強に躓いていた。いわゆるバカだ。
「なんだこれ?レ点?なんでわざわざ一回下行くんだよ」
そうブツブツ漢文に対し文句を言っていると横から声が聞こえてきた。
「そういうものなのよ。全くなんで勉強しないのか...」
「うっせ」
こいつは晴美。小学校からの女友達、いわゆる幼なじみだ。
「あんたねぇ...前回の定期テスト180点とかやばいわよ?お姉ちゃん祐希が心配だわ...」
「俺は人並みの高校行って、人並みに稼いで人生を終える。それでいんだよ。あとお前の弟になったつもりはない。」
弟と言われるのは少々不快だが、晴美のいじり癖は小学校からのものなのでとっくに諦めていた。
「人並み人並みって言ってるけど180点じゃ到底人並みにはなれないわよ?」
「うぐぅ」
「あら?図星だったのね?ほんと祐希ってわかりやすいよねぇ」
晴美は祐希が何か隠していたとしてもすぐにバレてしまうほど、勘が良かった。
「...お前その勘の良さを別のことに生かしたらどうだ?」
「私の勘がいいんじゃなくて祐希がわかりやすいのよ」
これには祐希もぐうの音も出なかった。
「おいそこ!授業中に喋るな!」
「「はーい」」
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「はぁ...」
「おいおい祐希、何しけた顔してんだよ」
「うっせぇなぁ」
こいつは友人の総一。俺の唯一の男友達と言っていいだろ。
「また晴美ちゃんか〜?」
「そうなんだよ。あいつまた俺のことを弟呼ばわりして...」
「なんだよ?惚気かぁ?」
56してやろうか。こいつ。
「どこが惚気なんだよ。そもそも俺はあいつを恋愛対象といて見ちゃいねーよ」
「もったいねぇなぁ。晴美可愛いのに」
確かに晴美の容姿は整っている。それも学年1可愛いと評判になるくらいには。
「だからなんだよ。あいつは恋愛対象である以前に友達だ。友達に色目は使えない」
そうきっぱり言うと総一はつまんなそうに「そうか」と言った。
「ところでよー、祐希今日暇か?」
「ん?あぁゲームかいいぜ?今回もメテオをお見舞いしてや...」
「梅宮祐希!」
突然名前を呼ばれたことに驚きつつ声のした方がを見るとそこには、小学校の頃俺に告白してきた女子、岩道百名がいた。
「ちょっとこっち来なさい!」
クラス全員の視線が俺に集まる。嫌な感じだ。
「女王がお呼びだぞぉ?祐希くん」
総一がニヤニヤしながらバカにしてきた。...あとで腹パンしておこう。
「はぁ...めんどくさ」
俺はそう小声で言い百名の願いに応じた。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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【あとがき】
初めてオリジナルの小説を書いてみました!意外と時間がかかり、やっぱり小説家の方々はすごいなぁと改めて実感しました。
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