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追放された回復術師、薬草畑を耕していたら辺境が聖地になっていました

 最前線で勇者パーティを支え続けてきた回復術師・レオン。だが仲間からは「戦闘に参加しない役立たず」と罵られ、ついに追放されてしまう。
 行く当てもなくたどり着いたのは、誰も寄りつかない辺境の荒れ地だった。

 そこでレオンは、唯一残ったスキル【薬草知識】を頼りに、小さな畑を耕し始める。種を蒔き、土を耕し、雨を祈る日々。だがその薬草は、普通のものではなかった。
 摘んで煎じれば、致命傷さえ癒す万能薬。粉にすれば、魔物を遠ざける聖なる香。畑に咲く薬草の噂は瞬く間に広がり、村人、冒険者、果ては聖女や王国騎士団までもが訪れるようになる。

 気づけば辺境の小さな畑は、人々が救いを求めて集う「聖地」へと変貌していた。
 そして、かつて彼を追放した勇者たちまでもが「助けを乞うため」に現れて――。

 これは、役立たずと蔑まれた回復術師が、薬草畑から始める第二の人生。
 戦いを捨て、平穏を望んだはずが、彼の手は世界の運命さえ癒していく――。
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