基本的にコミュ障なんだよ
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
話をしたらクッソつまんねぇ人間第一位だと思ってるんですよ。
飲み会は好きだが話すの苦手。自分が話すと大抵会話をぶっ千切る癖があるので、黙って頷く。
「そんなこんなで〜、本日も〜一日〜終わり〜ました〜。マジ褒めて欲しいわ」
「誰も褒めんわ」
帰ってくるなり、奴は酔いの回った二次会モードで帰ってきた。なお、酒臭くは無いので、本日は酒精を嗜まなかったようだ。このままガン無視決めるとウザ絡みを開始し始めるので、適当に流す。
「うぁ〜!! マジコミュ障、死ぬほどコミュ障、空気感でコミュ障かどうか分かる。死んだ声帯何とかしたいわ」
前言撤回。会話しても普通にウザ絡みして来たわ。俺は体に軟体動物の様に絡み付く女を引き剥がしながら、脱衣場へと押し込める。さっさと風呂入って寝ろ。
しかし未だ興奮さやらぬ様で、ぐずぐずと愚痴を零そうとする。零させ無いように此方から話を振る。
「楽しかったか?」
「其れはモチ〜。あの空気感に浸る為に行ってる様なものだからね。今回はソフトで回して行ったよ〜。白ワインで流してやっぱり苦くて、肉を貪った。肉が美味しかった」
ご機嫌にそう言いながら、ストッキングを脱ぎ捨てる。まだ風呂に入る気は無いようで、その場で体育座りをする。其れから上目遣いで此方を見据えてくる。
「どうかな? 酒臭くないかな? 明日も起きれるかな?」
「さぁな。……そこまで舌が回るなら、コミュ障とは言わないだろ」
「会話が苦手なんだよ。一方的に話すのが好きなだけ」
そう言って無邪気に笑う。傾いた首の角度が、女ではなく少女の角度を保っていた。しゃがんで目を合わせると、気恥しそうに逸らす。
その態度が気に入らなかった。恋人であっても逸らしてしまう目が気に入らなかった。だから顎を固定して、視線を合わせる。
「おかえり」
「……ただいま」
話好きな様でコミュ障で、積極的な様でいて消極的な彼女は、今日も家に帰ってきた。今日はこれくらいにしてやろう。
酒が濁った、溝のような口臭で帰ります。
いい迷惑ですね!!
爪が伸びてきたなー。
今日の小説は山もなく、谷もなく。
コミュ障が飲み会に参加するとこうなるなよねー。
という話。
今日も反省しか浮かびません( '-' )
私のコミュ力どこ行った〜? 何方か警察に届けて下さいませんか〜?
明日も頑張ろう。