表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/7

夢の島のオークたち

 ここはオーク達の夢の島。

 神様が平和を目指して造り出した奇跡の島だが、世界中の全ての生き物が暮らすには小さすぎることから、神の手により意図的にその存在は謎に包まれている。唯一到達する可能性のあるオークにも、伝承のような形でしか知られていない。


「わあーい」


 オークの子供達が走り回っている。タンポポが風に揺れ、魚達は川を優雅に泳ぐ。ここでは皆が手を取り合い、支え合って生きているのだ。


「ソーテ、こっちこっち」


「ちょっと待ってー!」


 人間の姿をした男性オークのソーテは、同じく人間の姿をした女性オークの座る丘に登り、彼女の隣に腰を下ろす。


「良かったのかい、スティーミ。人間のままで」


「ええ」


 ソーテとスティーミは、この島に来てからチート魔法を放棄した。

 厳密には魔力を島中のオーク達や自然と分け合った結果、二人の中の魔力がほとんど無くなったのだ。

 その際に、二人は話し合い、神様に人間の姿にしてもらった。何故そんなことをしたのかというと……


「オークの鋭い爪があると、あなたを抱きしめにくいじゃない」


 二人は寄り添い、そしていつまでも走り回る子供達を見つめていた。

とりあえずこの話で終わりです

ありがとうございました

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ