黒き雪白
私を愛する二人の男がいる。
私はどちらも好きだからどちらかを選ぶことなど出来ない。
高校二年生、ひとりぼっちの佐伯サナは毎日退屈していた。
ありふれた孤独な毎日を必死に自ら彩る。
陸人と直輝、
私の退屈しのぎはこれしか思い浮かばない。
私は時折、思い出す。
あの雪の日の黒い過去を、
後悔して苛立つ愚かな私の幼さを、
黒き雪白を。
私はどちらも好きだからどちらかを選ぶことなど出来ない。
高校二年生、ひとりぼっちの佐伯サナは毎日退屈していた。
ありふれた孤独な毎日を必死に自ら彩る。
陸人と直輝、
私の退屈しのぎはこれしか思い浮かばない。
私は時折、思い出す。
あの雪の日の黒い過去を、
後悔して苛立つ愚かな私の幼さを、
黒き雪白を。
誰かに心を開くなど私には考えられない
2020/11/14 00:00
誰かの頭の中を覗くなんて誰にも出来ない
2020/11/17 00:00
噂好きのそばにいる上の空なあの子
2020/11/20 00:00
それはふとした瞬間に降ってきて私を汚す
2020/11/23 00:00
あなたは私の穴を埋める一過性の存在に過ぎない
2020/11/26 00:00
私にとってあなたはみかんゼリーのようなもの
2020/11/29 00:00
(改)
愛や感情は種類が多すぎて判別がつかない
2020/12/02 00:00
好きな音楽を聴いてあげると喜ぶみたいだから
2020/12/05 00:00
なんでも言葉で表そうとするなど馬鹿げている
2020/12/08 00:00
表面上の類似だけで取り違える者は愚かだ
2020/12/11 00:00
私もあなた達と同じくらい汚れているだけ
2020/12/14 00:00
私とあの女は欲深く醜い性悪同士だから争う
2020/12/17 00:00
同じかたちを望まないと幸福にはなれない
2020/12/20 00:00
同じはずなのに私だけこのかたちはおかしい
2020/12/23 00:00
初めての経験だったから懐かしくなった
2020/12/26 00:00
離れることは容易いことだけど離れたくない
2020/12/29 00:00
具体性に欠けた願いは叶わないも同然だ
2021/01/01 00:00