表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/8

2話 出会い

【第1国〖フォートランド〗】


「探偵屋さん、人探し手伝ってくれない?」

今、私は悠柳君を探すためにはるばる、遠い遠い街までやってきたのだ。


「は?無理。なんで探偵屋が人探し手伝わなきゃなんねーんだよ。俺は人探しのために探偵やってるわけじゃねぇ。てかお前誰?」

わぁ……この人ずばずば言うな〜すごい。


「ふむふむ。かおりか。」その人はそう言いながら相槌(あいづち)をうつ。


「え……まだ名乗ってないのに怖……」

「ころすぞ」

その人は顔に怒りマークを浮かべて暴言を吐いた

わあー、お口が悪いこと。


「あ〜、わかったよ。一緒にそいつを探してやるよ。」面倒になったのかため息までついている。


「あと、名前はみんな頭の上のところに書いてあるから。」

「頭の上?」

私はじっと自分の頭の上を見る。届かない……う


「そうじゃなくて……俺の頭見ろ」

彼はそっと手を伸ばして、私の顔に触れた。

?!?!

「な?書いてあるだろ?」


あ……ほんとだ……そっか!自分の見なくても他の人の頭の上見れば名前書いてあるのわかるか……


それに自分の名前は分かるから見なくても大丈夫なのか!なるほど


理利っていつもゲームとかアニメで本名非公開で探偵屋って名乗ってたから知らなかった。


「理利、か!ありがとう!よろしくね!」

ありがとうの言葉と同時に私はめいいっぱいの笑顔を浮かべた


「あ、あぁ……」

理利の顔が少し赤くなっているのにも知らず………

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ