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第15章 言葉の重み


恵那は、すごいな。


親友に色々と暴かれて気恥ずかしくなった理沙は、勢いで何となく今まで気になっていた事を尋ねた。


「恵那のとこって10年以上でしょ。それでも嫉妬したりとかするの?」


「そりゃするよ。奏ってどこ行ってもモテモテだから気が気じゃないし」


確かに、高校時代から人気あったな。


「でもね、モヤモヤしたらお互い相手に話すことにしてるんだ。

一緒に長いこといても、きちんと言葉にしないと伝わらない事ってあるから」


「あいつもそんな事あるの?」


クールに振舞うから、そうは見えない。


「ふふ。奏って結構嫉妬するんだよ。

そこがまた可愛いんだけど」


「はいはい、盛大なノロケありがとね」


「ごめんごめん。

でもさ、理沙の話聞いてると、竹宮さんとちゃんと話して欲しいって思うんだ。

きっときちんと聞いてくれるよ。

それで、竹宮さんが理沙のことどう思ってるか聞かないと。

好きって言ってもらいたいでしょ?」


ぶほっ。

理沙は口に含んでいた紅茶を噴き出しそうになる。

「そそそそんなこと、、、」


「ツンデレさん。

ちゃんとデレの部分も見せなきゃね。

思いっきり甘えちゃえ」


「甘えるって言っても、私の方が先輩だし」


「恋愛に歳上や歳下なんて関係ないよ。

お互い甘えて甘えられて、しっくりくる2人だけの関係を見つけなきゃ」


「、、、なんか恵那、すごいね」

素直に親友を褒める。

さすが、15年もラブラブで、同棲までしている人の言うことは、言葉の重みが違う。


他のことに関しては、恵那に頼られることが多いけれど、こと恋愛に関しては理沙は敵わない。


きっと、あいつもこういう恵那の懐の深さに支えられてるんだろうな。


2人の関係を素直に羨ましいと思う。


楓と自分は、こういう風になれるんだろうか。




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