『プロローグ』ってやつサ!
初めまして、読者の皆様、僕の名は佐藤 彩。年齢は十七の現役女児高校生なのサ!
ありふれた苗字、ランキングは堂々日本一。ありふれの通り僕は、そこらへんでスマホ片手にSNS使って承認欲求満たす日常を送っていた!
それ以外の説明?
ありふれていて、想像も容易いし
『十七年の歴史を完全に語るのは同じく十七年の月日が必要』....っていうからネ!
今回は省くのサ!
個性があるのが人間だから変わったところはあるけど....
少々引きこもり患ったり、壁とかに缶スプレー両手にド派手な絵を描いたりしてたぐらい....
自己紹介終わり!今の状況を話すとね、なんか全身光ってる人型変態と、さっきトラックに轢かれる直前の記憶があること
『変態ではないが』
うわ、『こいつ....脳内に直接!?』ってやつしてきたよ、実際にやられると気持ち悪いネ!
「これは失礼いたしましたわ、私、佐藤 彩と申します。状況から察するに....異世界転生前の準備ってことだね!」
「ひゃっほー気分上がる〜!」
『ヴォイ!せっかく軌道修正したのに直角見たく落ちてくんだ!?』
長ったるいツッコミどうもありがとう、そしてシネ
『突然の暴言に驚きを隠せないんだけどー!』
「だって、こういうパターンは神様のミスで異世界に送られるやつじゃん、過失で死んだ系じゃん」
なんともまぁ、不敬な態度と物言いだ。相手の精神を逆撫でする時点でこいつの人生は碌でもないのだろう、そうでないのなら生まれながらの冒涜者なのかもしれん
そもそも、何もない真っ白の空間で、素性知らぬ不審者と二人っきりで、暴言を言うのもおかしいことでは?
『少なくとも俺は無関係だ。お前のとこの神様の事情なんざ知らんからな』
「ヒャぁードライだネ〜きみ」
馴れ馴れしいし、相変わらずムカつく仕草といい方だし、ここまで感情的になったのは初めてだ。
これ以上、己の胃に負担をかけたくないと思った彼は、さっさと話を進めることにする
『停滞と脱線しまくったこの話の軌道を修正させるために...』
『初めまして佐藤 彩さん。私の名はリキッド、そちらの世界の国の一つ、日本の神と協力し、若くして死んだ人間に選択肢を与える.....君にとっては異世界の神だ』
その威厳ありふれた自己紹介に、ちょっとした疑問抱く
「協力してんなら事情とか知ってんじゃネーノ?」
卓越された読解力による鋭い指摘に神は思わず
『ちっ!』
舌打ちした。抗議はしたけれど、無視されて話は進む
『単刀直入にいうが、異世界に転生してもらおう。その世界はー』
やったー異世界だー!なんて感激の一言の隙をあけずに、淡々とその世界に関することを説明してくれる。内容もありふれていて、人々を脅かす魔物やら魔族を纏め、世界を侵食する魔王軍
その魔王軍を討伐してくれ、チート的能力とか武器あげるから....
「分かった!」
『二つ返事だしありがたい説明が真空パックのように省略されたし』
呆れてため息もでない、力与えてさっさと転生させよ....
「じゃあ、想像通りの服を作る能力と、生前は待っていた趣味に関する能力に....」
そして彼女は目の前の光り輝く人型に向かって指差す
「お前」
『分かった。今転生用の魔法陣...なんて?』
これ以上、彩に関わりたくなかったか、重要なことを二つ返事で承諾してしまい、思わず間抜けた声色となる。
そして、真っ白の空間が暗く、しかし人型と彩の周りだけ頭上の謎の光によって照らされ、その光から羽の生えた光の輪っかが頭に浮かんでいる女性...天使というものだろうか、そんな(推定)天使の口から発せられたのは
「承りました。では、今後リキッド様のお仕事は私めが担当させていただきます」
『はっ?』
青く光る魔法陣。この場所から、僕という存在が消えるような感覚、なるほどこれが転生するという直前の表れ
『HA?』
僕の目がどこか中世の街並みに変わるとき、哀れな人型の訴えが聞こえた気がするが
そして僕、佐藤 彩は転生した。
ミームごった煮、メタギャグ多めのよくあるなろう系異世界転生ハージーマールーよ、こっちの話の投稿は遅いけどね




