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――「雪」~小さな雪の世界――

柔らかく ともすれば溶けてしまいそうな 冬の陽射し



まどろむように とろとろと


空ろげに 揺れる




小さな小さな その世界には


絶えず雪が降り 止んでは積もり また降り積む




屋根よりも高い樅の樹に ちりちりと 光る雪が降り注ぐ



きらきら輝くその様は まるでイルミネーション





僕は飽きもせず 何度も何度も この小さな世界を眺めているんだ


今日も 昨日も 一昨日も


そしてきっと


明日も 明後日も その先も





止むこともなく 溶けることもない 永久の雪


いつまでも いつまでも 雪の世界




閉ざされた世界


窮屈なはずなのに もっともっと 広い世界があると知っているのに


それでも僕は 魅入ってしまうんだ





君なら わかってくれるかな?



今から 会いに行こうかな




リュックには 君と食べる ママの焼いたビスケット



そして 宝物のスノードーム


サンタクロースがくれた 聖なる夜の 贈り物




壊さないように そっとそっと




外は ちらちら粉雪




綺麗だけど 僕のスノードームには敵わない ね



今回は、ちょっと童話風味のほのぼのな感じで(*^^)v


スノードーム良いですよね♪

この時期、雑貨屋さんに行くとたくさん並んでいて、つい欲しくなっちゃいますね。


一足早い、クリスマス後のお話でした☆

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