２０年ぶりの……！！
まずは皆さまへ心からのお礼を！ 昨日はお世話になりました！ すっごく助かりました！
昨日のエッセイで「理由のわからない足の痛みが不安」と書いたところ、たくさんの方がアドバイスをくださいました！ ありがとうございました！
昨日の朝は足が痛くて歩けなかったのです。このままじゃバイトで動けない。それどころかバイトへ行くことさえできない。いったいどうしたらいいんだろう？ 不安で泣きそうでした（涙）。皆さまがお寄せくださった「水分を補給しなさい」「小魚を食べなさい」「納豆も良い」「イオン飲料を飲みなさい」「体を冷やさない」「ストレッチも良いぞ」など、自分でできることをせっせとやってみました。ついでに勇気を出して「納豆とヨーグルト」という未知の食べ物も試してみました！ 皆さん「納豆とヨーグルトを一緒に食べるとおいしいよ♪」そう言われたら、試してみる勇気はありますか？ わたしはムリでした。けれども足が治るなら納豆を食べるし、ついでにヨーグルトも一緒に食べてやる！ 納豆とヨーグルトをグルグルして、おそるおそる食べてみると…………、
フツーにおいしかったです♪ 納豆の臭みやネバネバが無いから食べやすいし、ヨーグルトの酸っぱさもまろやかになる。納豆とヨーグルトだと知らずに食べたら「新しい種類のチーズかな？」そう思う感じです♪ 食べやすくておいしかった♪♪
やれるだけのことをしたら、足が痛くなくなった。とは言うものの湿布を貼りまくって痛み止めをのんでいますから、痛みを感じないだけかもしれない。ビビりながらバイトをしたら、最後まで動けた！！ 良かった！ 治った！！
バイト帰りにコンビニでポカリを買いました。ビンボーなのでいつもはお白湯を飲んでいます。でも今回は、電解質を摂取したほうがいいような気がする。コンビニの駐車場でポカリをゴクゴク飲みながらタバコを吸います。ポカリを買ったのは、何年ぶりだろう？ 働いた後のポカリとタバコはうまいなああああ！！ 大満足でタバコをプカプカしていると、彼氏さんの車にそっくりな車がとまっていました。とは言うもののよくある車種と色の車なので、気のせいでしょう……そう思っていたら、本当に彼だった！ 足が痛いわたしを心配して、わざわざ迎えに来てくださったのです！ しかも食材を抱えて！！
部屋へ帰ると彼氏さんは、手早くご飯を作ってくれました！ そして後片付けを終えると「じゃあ、また」そう言って帰っていった。１時間もいなかったと思います。なんて優しい方なんだ……（涙）。
ベッドに入って「皆さんのおかげで足も治ったし、彼氏さんも優しかったし、どうなることかと心配したけど結果オーライ！ 今日は良い一日だったなぁ～！」そう感謝しつつ眠りにつこうとしたとき、ふと思い出しました。今日、一滴もお酒をのんでない……！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！ ウソでしょ！？！？！？！？
普段からエッセイでビンボーだとか鬱だとかシャレにならん話をいろいろと書いていますけれど、飲酒についてはあまり書いていません。なぜなら本気でシャレにならんからです！ 深刻すぎて書けなかった！
一度目の離婚をした後から少しずつ飲酒の問題が出るようになりました。さすがに働いている間は飲みませんけれど、仕事を終えた後は浴びるように飲んでいた。当時の夕食の定番は「マティーニ」でした。食事は一切食べず、バーでマティーニを飲んで、他のお酒もゴクゴク飲んでいた。見かねたバーのマスターから「こんな生活やめなさい！」そうガチで怒られるくらいお酒ばっかり飲んでいた。
自分でもマズイな……と思うようになったので、アルコール依存症の自助会へ入りました。「ＡＡ」という自助グループです。本物のアル中は、アレコレやらかした果てにＡＡか断酒会にたどり着くのがお約束です（苦笑）。そして仲間とお酒を飲まない生活を続けていました。
物理的にもお酒に近づかないほうが断酒は上手くゆくので、スーパーのお酒売り場にも近づかないようにしていました。そのうちにお酒を飲まない方と二度目の結婚をしたので、断酒は成功したと思っていた。
断酒してから３年ほど経過したある日、夫とレストランへ食事へ行きました。お料理が来るのを待っていると「お待たせしました。焼酎の水割りです」店員さんがグラスに入った焼酎を持ってきた。
夫は一滴も飲みませんし、わたしは断酒中です。
ソウ：これ、なに？
夫 ：焼酎の水割り。
ソウ：なんで？ 誰の水割り？
夫 ：マチが注文したやつ。
ソウ：えええええ！？ わたしが！？
まったく記憶にございません！ でも夫が言うにはわたしがメニューを指さして注文したらしい。本当におぼえてないんです！ 記憶がスッポリ抜けている！ 注文した記憶はないのに、注文したらしい！！ アルコール依存症は治らない病気だと聞いていましたけれど、本当でした。何年も飲んでないのに、ぜんぜん治っていなかった！！ 怖い！ 怖すぎる！！
そこからまた酒との付き合いが始まりました。だんだんと酒量が増えて、また浴びるように飲むようになった。二度目の離婚をしたり、パワハラで退職してからさらに拍車がかかりました。辛い気持ちをごまかすために意識がなくなるまでお酒を飲む。とうとうお酒でベロベロに酔ってからでないと、眠れなくなってしまった（良い子は絶対にマネをしないでください！）
車を手放した理由に飲酒の問題もあります。アル中で自分が困るのは仕方ないとして、飲酒運転で人様にご迷惑をかけるのだけは避けたい！ それなら乗る車がなければいいだろうと手放した次第です。滋賀で車がない生活はすごく困るのですけれど、人様にご迷惑をかけるよりマシ！！ 車を持ってないなら飲酒運転はできませんから！！
お仕事をしていた頃は夜になるまで我慢していましたけれど、無職になってからは我慢する理由がなくなった。朝からお酒を飲んで、寝るまでずうっと飲み続けます。気絶するように眠って目がさめたら、またお酒を飲む。その繰り返しです。人として完全に終わっています。
バイトを始めてからはさすがに自制していましたけれど、仕事が終わるのが待ち遠しかった！ そして家に帰ったら一番にお酒を飲む！ そこからベロベロになるまで飲み続けて意識を失うまで飲んでいた。
真剣に心配してくださる方たちが口を揃えて言います。「お酒、やめたら？」「やめられないなら減らしたら？」「一日くらい飲まない日を作らないと！」「病気になるよ！」「お酒で死ぬよ！」
酒が生きがいで生きているわたしです。酒をやめるくらいなら死ぬ！ 死ぬまで飲んでやる！ ずっとそう思って飲み続けていました。 酒が原因で死ねるなら本望や！ 最期の瞬間まで飲んでやる！
そう思っていたのに、昨日は一滴も飲まなかった！ 一瞬ベッドの中で「今からお酒を飲む？」と考えました（← 本物のアル中です！）。でももう一人のわたしが「今日は、もういいや」そう言ったので寝た。じつに２０年ぶりの飲まない日でした！！ ２０年目にしてやっと飲まない一日を過ごすことができた！！ 自分でビックリです！ まさかこんな日が来るとは！！
飲まずにいられた理由はよくわかりません。皆さんのおかげで不安がなくなったからか、彼氏さんの優しさに癒されたのか、仕事をやり切った満足感なのか……？？
たぶん今日のバイトが終わったら、またお酒を飲むと思います（苦笑）。でも以前とは違う酒との付き合い方ができる……ような……気がします。少なくともお酒がなくても生きてゆけるとわかった♪♪
生きていさえすれば、イイコトがあるものです♪♪ 皆さんにもイイコトありますように☆
