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26.神殿へ

 久しぶりにお父様と神殿へ来た。


神様ー!久しぶりー


「フェイリーク!久しぶりね。元気に過ごしてるみたいね」


相変わらず男の人のような女の人のような中性的な美人だ。



うん!それでね、私にかけられてる魔法って呪術だと思うんだけど呪術であってる?


「そうね。呪術であってる。呪術は禁術でね。本来は使ってはいけないし使い方ももう風化して皆知らないはずだったんだけどね」


やっぱり!しかも禁術って…

疎まれてたんだねぇ…


「彼女は病んでたからね。でも、術者ももういないし

ここまでたどりつければあと少しよ!あと3年あれば解術できるわよ。味覚も戻るわ」


術者もういないの?母が口封じしたのかな?

3年か。まあ10年も喋れてないし、3年増えたところで変わらないな。あ、でも味覚が戻るのは嬉しい!

何食べてもおいしくも無いのは結構辛い。


「楽しみにしてなさい」


と神様と会話をしている隣でお父様はお父様で神様と会話をしていたらしい。




《ルーカス視点》


「ルーカス久しぶりね」


長らく来られなくてすみません。


「構わないわよ。それよりあと3年もしたらフェイリークにかけられた魔術は解けるわ」


え!そうなのですか!


「そう。そしたらあの子、噂はされるだろうけど完璧な令嬢になるわよ」


そうですね。フィーは可愛いし何でもこなしますからね。


「そんな親ばかしてる場合じゃなくなるわよ」


それはどういう意味で…。


「これ以上は私からは言えないから自分で考えなさいね」


と神様は消えてしまった。

今はまだわからないが、神様が懸念していることがおきようと私は絶対にフィーを守って見せる!



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