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9話 四淫王編(1)· 発端



 昨日、このコウタは、自分の部屋で愛しいみやび先輩と、初めで体を重ねることができた!


 一生忘れないよ、あのクールなみやび先輩が、俺を乗って自分で動きながら、俺の名前を読んでくれたその時の表情!エロ可愛すぎだった!最初、優しくするつもりだったが、先輩の体がエロすぎで、一層荒っぽくなって、3回までした。やはり実際のセックスは、妄想した時の感じは全然違う、頭だけではなく、全身が満たされた気がする。


 みやび先輩は、俺の部屋でゆっくり休んだ後、自分の家に帰った、流石に外泊はまだ家族に許されていないそうだ。でも関係ない、俺の両親は仕事のため常に海外にいる。これからも俺の家にくるがいいって、俺はベッドで休んでいる全裸の先輩に伝えったら、先輩は何も返事をしなかった、やはり俺の攻めを3回受けて疲れたんだな。


 あの夜俺は、これからいろんなプレーでみやび先輩と一緒に堪能していくと考えて、幸せに寝た。


 翌日、俺は急いで学校に行った。昨日セックスしたばかりなのに、俺は一刻も早くみやび先輩と会って話したい!なんと言っても、これから俺たちは、恋人なんだ!それらしくことは存分やりまくっていくぞ!


 俺は放課後、即座に部室に向かった、そして廊下でみやび先輩と出会した、俺は思わず挨拶した。


 「チーズ!先輩!昨日は楽しかったっスね!」


 みやび先輩は、俺を声を聞いたら、また以前と同じく絶対クールな顔と言い方で俺に返事した。


 「コウタか、なんかすごく嬉しそうだな。」


 あれ?だんでそんなに平然としているの?恋人同士とは、その、もっと熱い感じじゃなかたっけ?


 「いや、ただこれから恋人だから、俺、とても嬉しくて、みやび先輩は嬉しくないっスか?」

 「…嬉しいよ、でも別に顔で示す必要がないだろう?それに昨日は…」


 みやび先輩は、昨日のことを言い出したら、少し怒ったような顔をした。


 「コウタは昨日…乱暴すぎたよ…いきなり私に挿れて、最初は結構痛かったのに…」


 そうか、だから先輩が少し怒ったのか。


 「す、すみません先輩、俺、先輩の裸を見たら、興奮しすぎて、つい…今回!今回はちゃんと優しくするから!許してくださいよ!」

 「まあ、別にそんなに怒っていないから、慣れた後、私もきもち良かったし…とっとりあえず!今日は部活の問題を解決するのは先だ!」


 確かにみやび先輩の言う通り、俺たちはまだ大切な問題が残っている。


 俺は部室の扉を開けた、中にいるのは志村先輩だけだった。


 「こんにちは、志村先輩!」

 「お、元気そうだなコウタくん、昨日は夕桐先輩と仲良くしったのか?」


 どうやら志村先輩は俺とみやび先輩が一緒に家に帰ったことを気づいた、なんかちょっと恥ずかしいな。


 「もちろんです!志村先輩のおかげです!」

 「それならいいよ、とりあえず今日は、これからどうしようか検討してみよう。」


 俺とみやび先輩は席に着いた。


 「まず僕から言わせてもらいます。修学旅行の時、あんなことが起きたから、前田部長がもう二度と学校に来ないでしょう。結城さんもショックを受けて退部したんだ、僕も退部するかどうか悩んでいますが、お二人さんはどうします?」


 確かに、この部活を創立したのは前田部長だ、でもその部長が許されないことをした、たとえ帰っても、俺は彼の下に部活動を続ける気分がない、でもここで部活を放棄するわけには…ここは、俺とみやび先輩の学校で唯一の繋がりだから。


 「僕は特に夕桐先輩の意見を聞きたいです、今ここに残っている三年生は夕桐先輩だけですから。」

 「困るわね、私、結構ここが好きよ、私にとって放課後でも行ける場所だから、でも私に大切なことを決める権利がない、この後、田中先生に相談してみようか。」


 今の時点でそれが最善かも。


 俺たち三人が困っている時、もう一人が部室に入った、鶴城先輩だった。


 「みんなおかえり、修学旅行はどうだった?部長のことはもう田中先生に教えてもらったんだけど。」


 鶴城先輩は話をして、自分の席に着いた。


 「鶴城先輩、おかえり、用事は終わったんっスか?」


 確か鶴城先輩は、一身上の都合により修学旅行にこなかった、でも詳しいことは知らなかった。

 

 「あ、それは、ある意味で終わったんだが、これからもっと面倒くなるかもしれんし…」

 「どうゆう意味ですか鶴城さん?もし僕たちでよければ相談に乗りますよ。」


 志村先輩が親切に言った、なんか志村先輩は修学旅行終わった時から、もっと頼もしくなった気がする。


 「まあ、あなた達にも一応話しておこう、父と息子が同時にやったことだから…」


 父?息子?俺はさっぱりわからんが、ここは真面目になって鶴城先輩の話しを聞こう。


 「みんな、昨日の朝のニュースを聞いたかしら?隣の町にある“堕落師内高校”は、ある記者に校内の不審行為を通報され、そして政府調査を受けたんだ、確か前田部長のお父様の直接命令だそうだ、あの文部省の大臣…」


 昨日は確かに、旅行先のホテルでそのニュースを見た、あの記者の名前は“紅”だったっけ?


 「でも鶴城さん、なんで隣町の学校のことがそんなに詳しいの?」


 みやび先輩が面白いことを聞いた。


 「あ…それは、そこに友達がいるから!彼から聞いてもらった!と、とりあえず!その学校は大変な目に遭うことになった、無関連の人たちも巻き込まられるかもしれないから、私もその友達の力になりたくて、今までずっとそこにいったんだ。」

 「なるほど、鶴城さんって実は優しい人ですね。しかし大変な目に遭うことになるでも、また時間があるでしょう?政府調査の前にちゃんと準備したら…」

 「そこなんだよ、政府調査は既に終わったよ。」

 「マジですか?調査命令が昨日発表されたばかりじゃないっスか?」

 「そうだけと、なんか今回だけは政府の効率が速すぎた、昨日の午後、たくさん政府の連中が学校に来て、徹底的に調査した、そして隠されきれなかった証拠が発見され、何名の先生と生徒が逮捕された、校長先生も職務怠慢の罪でクビになった。」

 「ひどいよね、こっちもそんなことをする人がいるだが…」


 みやび先輩の話を聞いて、俺は少し警戒し始めた、この“員高法台高校”にも淫乱行為がある、もちろん特に犯罪になるくらいの罪はないが、もし邪悪を持つ人に通報されたら、必ず深い影響をもたらし、この学校で一番重要な校訓が破壊されるかもしれない。特に注意すべきのは前田先輩だ、もし彼は修学旅行の恨みを晴らすため、自分の父さんにこの学校の悪口をしたら…


 「鶴城先輩、ひとつ聞きたいことがあります、政府調査って、具体的にどんな調査っすか?」

 「え?いや、知らないけど、調査されたの時、私はちょうど家にいたから…」


 残念だったなあ、さっきずっと気にしてきたのは、一体どんな調査で淫乱行為の証拠が掴めること。もしその調査方法が予め知っておくなら、この学校は同じ目に合うことはないが…


 「あ、でも、私の友達はそれを知るかもしれない、その学校で結構有名人だから。」

 「じゃ、その人が俺に紹介してくれませんか、鶴城先輩!どうしても聞きたいことがあるんっス!」

 「別にいいけど、ちょっと待って、今聞いてあげるよ。」

 「ありがとうございます、鶴城先輩!」


 鶴城先輩は友達に連絡する時、田中先生が来た、先生は随分疲れた顔をしている。


 「みんな、来てくれましたね、早速ですが、これからの部活方針を決めましょう。もし皆んなは退部するつもりなら、もちろんこの部活は放棄されます。ですが、もし続けたいなら、新しい部長を決めませんと、そして各部活には、少なくとも六人がいるのは学校の規定、ゆえに、まだ新人を勧誘する必要がありそうですね。」


 田中先生が、簡潔に俺たちに選択をくれた、今のメンツで決めるってことだよね。言い辛いことだから、みんなが沈黙している。俺としては、決してみやび先輩との繋がりを切りたくない、やはりここは俺から言うか...しかしその前、志村先輩が発言した。


 「僕は退部させてもらいます。」


 志村先輩がはっきり退部宣言をした。


 「すみません皆さん、僕は最初からここに入部した理由は、ただ前田先輩に近づけたかっただけでした、前田先輩はいつも生徒会が自分の家みたいに通っていると気づいたら、僕は彼を利用して、星見会長にもっと会いたかった...でも今は、それをする意味も無くなリました...ぞっと皆さんに黙ってて、本当にすみませんでした!」


 「志村くん、それは違うよ。」


 みやび先輩が志村先輩に言った。


 「志村くんは謝る必要はない、愛する人に近づけたいことは、悪いことではないよ。」 

 「夕桐先輩...」

 「そうですよ、志村君、この“員高法台高”の校訓、覚えていますか?」

 「田中先生...もちろん覚えています、校訓その一、お互いに愛と尊敬を持つなら、この学校で何をしても許される...ですよね。」

 「その通りです、この学校が創立した10年以来、生徒たちの恋はずっと尊敬し、支持してきました。たとえその恋は一方的だとしても、正しいやり方で頑張って求めても、なんの問題にもなりません。でも前田くんは、そのやり方が不審すぎるから、学校としても許す道理がないのです。」


 その校訓は、俺が中学の時に聞いたんだ、恋を支持する学校なんで、俺の心は一瞬に引かれた、ここに志望したんだ。


 「ここに残ってください、志村先輩!俺は、この部活でみんなと一緒に過ごしてきた時間は、すごく楽しんでいます!」

 「ありがとうございます、皆さん、じゃ、僕、またしばらく、ここで残りましょう。」


 よかった、志村先輩は残ってくれた。じゃ次は俺から意見を言おう。


 でも俺が発言する前に、誰か部室の扉をノックした。

 

 「入ってください!」

 「失礼します。」


 部室の扉が開けた、そして男女二人が中に入った、その男は俺が知らないが、彼のそばの女子は、この前会ったことがある。


 「お取込み中すみません、私は生徒会会長、星月楓です。家司理事長の指示を伝えに来ました、あ、田中先生もいますよね、ならば話が早くなります。」

 「どうしたんですか、星月さん、ハヤトくん?理事長の指示とは一体?」

 「簡単に言うと、理事長は、この「政治言語素質部」を廃部することにしました。」

 「なに...そんな...ウソ、なんで?星月?」


 みやび先輩が急に言い出した。


 「夕桐…すまないが、私たちはその指示を伝えに来ただけた、原因は私たちも知らない...」


 どうやらみやび先輩は、星月会長と知り合いだそうだ、まあ、同じ三年生だし。


 「そんな…」

 「あの、すみません!星月会長!俺は話が…」


 俺は席から離れて、星月会長とハヤト先輩の前に来た、でもハヤト先輩が星月会長を守ろうとして、自分の手で俺の動きを止めた。


 「なんだお前は、いきなり飛び込んで...先輩たちに失礼だろう、名前はなんだ?」

 「あっ、申し訳ありません!つい走り過ぎました...俺は、一年のコウタです!」

 「コウタ?一年の...おお、お前が!昨日登録したばかりなのに、十位に入ったその一年生?」


 登録?十位?一体なんのことだ?


 「あの、それはなんのことでしょうか...」

 「こらハヤト!今はそんな話はやめなさいよ、まだ仕事中よ。」

 「あっわるいわるい。」


 手を引いたが、ハヤト先輩はまた興味津々の顔で俺を見ている、そして星月会長が言い続けた。


 「まあ、廃部とは言っても、君たちはまだ一週の準備時間があるのです、新しい部活を入る前に、この部室を使っても構いませんって、理事長が言いました。」

 「なるほど、わかりました、伝えに来てくれてありがとう、お二人さん、これから僕に任せなさい。」

 「じゃ任せました、田中先生、私たちは別の仕事がありますので、先に失礼します。」


 星月会長とハヤト先輩は部室から離れた。でもその前に、ハヤト先輩は俺に一言を残した。


 「またすぐ会うよ、コウタくん、お前の彼女さんとともにな。」


 その時俺は、またそれを理解していなかった。


 その後、俺たちは、田中先生の指示によって、廃部の手続きと、ほかの片付けをした、そしてみんなはそれぞれ家に帰った。俺は、少し悲しそうなみやび先輩を慰めるために、彼女を近くのパフェショップに連れた。やはり今日は普通に恋人らしいことをしよう、ほかのことはまた今度だな。


 その夜、俺は普段のように「エロ妄想力」を発動してなかった、横になっても、頭にあるのはハヤト先輩が俺に言ったこと。登録?十位?あれは一体...このとき、もちろん俺は予想していない、大変な危機が、すでに俺とみやび先輩に迫っている。

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