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8話 旅の先に

 みやびは平然として部屋に座っている。


 コウタが結城に外に呼ばれたのは20分前のこと。一人で待つのが退屈だけど、彼女は今、待てば待つほど気が立っていく。コウタと戻ったら、一緒に星観察に行くと約束したんだ。みやびは、コウタがきっとその場でまだ自分に告白してくるっと予感した。前回の告白はちょっと意外の事故でなしとしたんだが、今回はちゃんとコウタの気持ちに答えであげないと。みやびは初めて感じたんだ、自分が好きな人が、自分のことも好きのは、こんなに嬉しいこととは。彼女はカバンから取っておきの私服を出し、コウタが帰る前に着替えておきたかった。しかし、まだブラすら着ていないのに、誰か部屋の扉を開けようとしたんだ。


 「コっ、コウタ?ちょっと待ってて、私まだ服は…」

 「服なんて着る必要はない、どうせすぐ脱ぐだからさ。」


 みやびの目の前で現れたのは、前田部長だ。でもみやびは一瞬で感じた、今の部長は、いつもの部長ではない、まるで獲物を狩ろうとする悪魔のように不気味な雰囲気を出している。


 「部っ部長!何でここに?ちょっと、そこに向いてください!」


 前田は彼女の言った通りにしていない、彼はみやびの全裸肉体を渇くて眺めている、みやびが仕方なく、浴衣を取って自分の体を被った。


 「ああ、やはり夕桐さんは絶好の体をしているね、そんな体で良いすることしないと、もったいないと思わないか?」

 「頭が誰に蹴じでもされたのか部長?馬鹿な話はもうやめてもらえる?」

 「おかしいね、夕桐、コウタくんの前であんないい子してるのに、すでに胸でも彼に見せたんだろう?なぜ私にはそんな冷たい態度を?君、確か俺のために政言部に入ったようね?」

 「私は最初、ただ部長の言語能力に憧れただけた、部長には何の興味も持っていなかった。それに部長は、私にナンパだけをして来て、何も教えてくれなかった。」

 「またそんな話かよ、でもそれは私のせいじゃないよ、君が、回りくどい話し方に才能がないから だ!」

 「何ですって?」

 「まさか自覚してなかったか?君はいつもクールな面を持って話が直球すぎで、そしていつも他人のことを言葉で傷つけてきたんだろう?そんな寂しい君を面倒を見て、居場所を作ってあげたのはこの私だ!しかし、今年、コウタくんが現れた後、君が変わったんだ、話も流暢で上手くなった上、嘘でも平然と作れるようになったとは、コウタくんがすごいだね。」

 「もう黙りなさい…反吐も出るそうだ、部長。」

 「いいぞ!その冷たい言い方と見したがち、もうたまらないよ夕桐、この場で君を抱いてやろう、この私の女になるのがいい!”


 前田はついに本性を示した、彼は自分の服を全てを抜き、全裸でみやびに近つけている。


 みやびは、自分に襲ってくる部長を見て、少し焦ったが、冷静は失っていない、彼女は、絶対クールの状態に戻った、そして、反抗の準備を備えた。


 「ほう?まだ抵抗するつもり?まさかコウタくんが助けにくるて信じているでも?なら教えてやろう、コウタくんは今、結城さんと森の奥で情熱なセックスをしているんだぜ!」


 わずかだが、みやびの動揺は前田に伝えた。



◇ ◇ ◇

 話は一年前に遡る、俺が中三の時のことだ。ある日、俺は夜の塾を終わって家に帰る途中、公園の路地である女の小さい叫びを聞いたんだ、そこへ行ったら、一人の女子が、一人の男に強迫に抱きしめられている、俺は迷わずあの男をぶっ倒して女の子を助けたんだ。でもあの子は、恐れのままに、何も言い出せなかった、俺は仕方なく彼女を背負って近いの交番所に連れてあげた、警察さんに託した後、俺は家に帰った。

 

「そう、あの時、私はコウタくんに助けられたんだ、私は怖がりすぎで動けなく故、コウタくん私を背負ってくれた、あの時コウタくんの背中の温もりと安心感は、今でも感じられます。」


 結城さんは、涙になって俺に言った。


 「私その後、ずっとコウタくんのことを探し続けたんだ、でもコウタくんは名前さえ残っていなかった…しかし今年、ようやく同じ高校でコウタくんに会った!そして同じ部活にも入ってもらった、でも私、どうしたらコウタくんに近つけるだろうに迷って、夕桐先輩に先に取られたんだ。」

 「話は分かってる、結城さん、でも…」

 「小米で呼んでください!」

 「は?」

 「コウタくんは、夕桐先輩のこと“雅”で呼んでいるんでしょう?だっだら私のことも名で呼んでください!私はもっとコウタくんの温もりを感じたい、コンタくんのことが大好きだから!」

 「結城さん、聞いてくれ。」


 俺は穏やかに彼女に言った。


 「結城さんの気持ちは分かってる、でも俺は、お前の気持ちに答えることはできない。」

 「何で?私はそんなに夕桐先輩に落ちるのか?」

 「いえ、そんなことじゃなくて…」

 「だっだら私も体を見せてあげるよ!コウタくん!」


 何と結城さんは、上着とズボンを脱ぎ始め、かわいいブラとパンツをを俺に見せた、そして下着も脱ごうとしている。以前の俺なら、必ずこの場で堕落したんだろう、でも今俺の心は、すでに雅先輩に満たされたんだ。俺は飛び出して結城さんの手を掴め、彼女の動きをとめた。


 「やめろよ結城さん!誰かに見たらやばいって!」

 「見られでもいい!私はただコウタくんに抱かれたいだ、お願いだから…」

 「君の顔が浮かんでこられないよ!」


 俺は、一番大音量でこの言葉をを叫び上げた。


 「え、顔?何のこと?」

 「結城さんはとてもかわいくて魅力的な子だ、それは否定しない、でも俺の脳内世界には、もうみやび先輩の顔しか現れられない!」

 「嘘…どうして…」

 「知ってるか、結城さん、俺も普通の男だ。俺もいつも妄想して、色んな可愛い子たちとあれやこれやエッチなことをするんだ。でも俺は、みやび先輩と出会った後、妄想するときは、彼女の顔しか浮かばないんだ。俺の脳内で、一緒に食事する相手も、一緒に勉強する相手も、一緒に旅行する相手も、一緒にセックスする相手も、もうみやび先輩だらけなんだ!だから、みやび先輩のためも、君のためも、俺はここで君とこんなことをやるわけにはいけないだ。」


 結城さんは俺の白状を聞いて、何も言わずに、ただ俺の前で泣いていたんだ。


 俺は結城さんが泣き終わるまでずっとそばにいてあげた、今の俺はそれしかできなかった。


 「早く帰りなさい、コウタくん…」

 「え?まあ特に焦っているわけじゃないし、結城さんはゆっくりで…」

 「夕桐先輩が危ないから…」

 「え?何?どうして?」


 そして結城さんは、俺にも白状した。前田部長は、みやび先輩と二人きりの時間を作るため、結城さんに相談した、彼女もちょうど俺に話があってから、部長の話に乗った。その結果、俺は彼女に外に連れられた。


 「だから、早く部屋に帰って、夕桐先輩は部長に…」


 俺は、彼女の話を最後まで聞いてもなく、全力でホテルの方向に走った。


 「みやび先輩!」


 5分くらい走って、俺はホテルに着いた、そしてロビーと廊下の生徒と先生たちを貫いて、エレベーターで俺たちの部屋の外に来た。


 「間に合ったか?」


 俺は念の為、一旦外で部屋の中の声を聞いてみた。


 「ほう?まだ抵抗するつもり?まさかコウタくんが助けにくるて信じているでも?教えてやろう、コウタくんは今、結城さんと森の奥で情熱なセックスをしているんだぜ!」


 前田部長の声だ!そして明らかに頭が狂っている途中だ、クズ部長め、みやび先輩に手出しはさせない!これから部屋に入って我が拳を味わってくれる!


 でも、その後、誰も予想していなかった、みやび先輩は一言で、全てを終わらせるということを。


 その時、みやびは狂ってくる前田の話を聞いて、少し動揺したが、彼女はコウタのことを信じ、全裸な前田にこう言ったんだ。


 「短小だな。」


 …


 …


 あれ?部屋の中に急に静かになったな、まあ、前田部長も、それを聞いて呆然としたんだろう…男にそんなこと言われて、誰でもショックすぎてフリーズするだな…さすが回りくどいが下手のみやび先輩!


 俺は強くノックした、どうやら部長は扉を鍵で閉ざしたようだ、もしさっき俺は突入すると決めたら、おそらく扉でも壊したんだろう…


 「みやび先輩!大丈夫っすか?コウタっす!開けてください!」

 「おっ、待ってね、今行く…」


 みやび先輩は扉を開けてくれた。


 「先輩、無事ですか!一体何が、うっ…」


 俺は部屋の中の様子を見た、でもさすかに目に毒だ、見なかったことにしよ。


 そして急に、先輩は俺の胸に倒れた、俺も急げて彼女を抱いてあげた。


 「先輩?どうした?大丈夫?」

 「コウタ、このまま外に連れてて、もうここにいたくない…」

 「分かった!でもどうやって…あそうだ、先輩、俺の背に乗ってください!」


 俺は片膝をついて身を屈めた、先輩は俺の姿を見て、笑って乗ってくれた。そして俺は徐々に先輩をホテルの外に連れた。


 「先輩、どこへ行きたいっすか?」

 「どこでもいい…コウタと一緒なら…」

 「分かったっすよ、先輩。」


 俺は人の跡が無い森の中に向かった、もちろん結城さんに連れらた道と違うコースだ、俺は今、誰でも会いたくない、ただみやび先輩と二人になりたい。


 「ね、コウタ、私さっき、結構怖かったよ…」


 先輩が小さな声で言った。


 「もしあんなことを言ったら、さらに部長を怒らせたらどうしよって…部長はもし力ずくでやれば、どうな抵抗でも無駄なのよ…」

 「すみません!先輩、俺は遅かったッス!もし早く戻れば、きっと先輩にあんなひどい思いをさせないだ!」

 「うんん、別にコウタのことを責めてないから、コウタもちゃんと助けに来てくれたんでしょう?もしもの時、きっとコウタが守ってくれると信じているんだ。」

 「先輩っ…」


 みやび先輩は、もっと強く背後から俺を抱いた。俺は、もう二度と、絶対先輩にあんな状況に入らせないと心の中に誓った。


 俺は、二十分ぐらい先輩を背負って森に進んで、ようやく樹だらけの森から、広い場所に辿り着いた、そこは山崖だが、周りに結構広くて明るい空間がある、丸い月と輝く星が、空から俺たちを照らしている。そしてなんと、広場に一つのベンチも置いてある、どうやらここも観光地の一つのようだ。


 「先輩、ここで少し座って休みませんか?」

 「うん、そしよう、コウタもう疲れてるし。」


 俺は先輩を背中から降り、そして二人でベンチで座った。それにしても、ここで眺めがいいね、月と星もよく見えるし、山のフルビュウーも堪能できるし…何で昼間にここに来てなかっただろう?


 「綺麗な月だね。」

 「そうっすね、そして星も…あ、先輩、あそこ見てください、星観察の場所でしょう?」


 俺たちの上の東北方向に、ある施設が立っている、結構遠いだが、そこにたくさん人が回っている、多分うちの学生たちだ。


 「なるほど、じゃ私たちはまだ雀の役だね。」

 「え?」

 「ほら、あの時と同じじゃない?学生たちは、星を見している、そして私たちは、学生たちを見ているだ。」

 「確かにそうっすね、ははは…」


 俺は嬉しい、なんか今すごく嬉しい、広い場所で山を見てる、星も月も見てる、他人も見てる、でも俺のそばには、ただみやび先輩一人、なんという幸せな時間だろう!ここだ、今だ、俺は先輩に、愛の示すを!


 「あの、みやび先輩!」


 俺は、すごくでかい声で先輩を呼んだ。


 「えっ何、いきなり…」


 そしてみやび先輩も、必ず俺の熱い視線と感情を感じた。


 「コウタ…」

 「みやび先輩、俺は…」


 あれ、どうした?俺は無言になった、なんで?


 そして半分くらい、俺は何の声も出せず、ただ先輩の顔を注視しただけだ。でも俺は、その時点でなぜ無言になった原因もわかってきた。


 「先輩、俺は、いつも何を言おうか分かってます…どんな状況でも、どんな相手でも、俺は必ずその場で正しい言う事を見つけて言いまくってやって来た。でもさっき、俺は先輩のことを見てて、正しい言う事は、一つも見つかれなかった、なぜなら…」

 

 俺は少し呼吸を整え、最後の言葉を先輩に伝えた。


 「俺がみやび先輩に持つこの気持ちは、多分一生かけても言葉で伝えきれない!ですから、これからずっと、俺の行動で、先輩への愛を証明させてもらいませんか?付き合ってください、みやび先輩!」


 俺は自分の手を、みやび先輩に出した、そして先輩も俺の手を握った。


 「それじゃダメよ、コウタ…」


 あれ?だめ?ダメって言ったか?


 でも俺が、反応をする時間もなく、唇に温かい温もりと柔らかさを感じだ。


 みやび先輩が俺をキスした。


 そのキスはとても濃くて強くて、俺もより強く先輩のキスに答えだ。俺たちは、それから何分キスしたのは、自分もわからなかった、多分二人もとても疲れた後、先輩が俺を離した、そしてこう言った:


 「ダメよ、コウタ…もし言葉で伝えきれないなら、これから毎日、私に愛の表しを言ってちょうだい、毎日だよ!」

 「そっ、それで…」

 「これからはよろしくね、コウタ!」

 「はっはい!よろしくお願いします、みやび先輩!」

 

 俺とみやび先輩は、ようやく正式的に恋人になった!嬉しい!


じゃもしかして、あれをしてもいいってわけだね!よし、聞いてみよう!


 「あのっみやび先輩、明日学校に帰った後、俺の家に来ないか…」

 「え?コウタの家?」


 少し迷ってたも、先輩もすぐ俺のやりたいことを理解した。


 「へえ、付き合ったばかりでそんなことをしたいんだ、コウタもエッチだね、でもなんで明日?ここでもいいよ〜」

 「こっここで?」


 俺の目の前に、先輩が浴衣の糸を解けて、体を見せてくれたんだ…まさか先輩は今、なんの下着も履いていないとは…あ、やばい!みやび先輩の体、エロすぎる!もうここでやっちゃえば?


 幸い、俺の冷静は本能を抑えてくれた、俺はすぐ先輩の浴衣を持って彼女の体を被った。


 「こっここは外だし、誰かに先輩のことを見られたら嫌です!そしてこれからまだ他のことがいっぱいあって…さらに一番重要なのは!俺と先輩の初体験は、俺の部屋でしないとダメっす!」

 「あれ、どうしてコウタの部屋に?」

 「あっ、いやっ、それは…」

 「まあいいよ、コウタがそう言い出したんだから、今日はやめておこう…確かに、今はまだ面倒なことが残ってるね。」


 俺たちが言っているのは、部長のことだ。彼は明らかにセクハラの罪を犯した、ここは田中先生に通報しないと…でも部長の父は政府のお偉いさんだし、これからはきっと面倒なことになるだろう…とりあえず、今日は決してまだ部長と同じ部屋に寝るのはできないだ。


 俺とみやび先輩はホテルに戻った、すでにロビーに残ってる学生が少ない、一日遊んで来たから、みんな随分疲れたんだ。俺たちはまず部屋に戻った、そこで会ったのは志村先輩だ。


 「あっ、コウタくん、夕桐先輩、おかえり、星観察はどうです?」


 志村先輩が俺たちに言った。彼は、今なんかすごく疲れてるみたいだ。


 「ただいま、志村先輩、あの、今部屋にいるのは志村先輩一人っすか?」

 「いいえ、結城さんもいるよ、客室で寝ているんだ。」


 なるほど、結城さんも無事で帰ったか。

 

 「そうですか…では前田部長には会っていませんか?」

 「部長?おお、あの変態の頭が僕にすごく蹴られたから、今はホテルの医務室にいるよ、なんか脳震盪になったみたい。」


 あれ、何事?さっぱり理解できなかった。でもそれから、志村先輩は俺たちに説明してもらった。


 志村先輩の話によると、彼は星月会長の部屋の外から、彼女がセックスをしている声を聞いて、そこの廊下で半時間くらい倒れてた、でも気が直ったら部屋に戻った。だが部屋に入って、まさか結城さんは全裸の部長に犯されてるところを見た。志村先輩は、さっきまでの絶望感は怒りとなって、足が自動的に部長の頭に飛んでだという話しだ。


 なるほど、一理あるよね。でもまさか部長は、みやび先輩に傷つかれた後、まだ性欲を残って、森から帰った結城さんに手を出したとは、もうダメだな、あいつは。


 「そして僕は、田中先生を呼んで、部長を先生に渡したんだ。これからどうなるか知らない、とりあえず今夜は安全だ。僕はもう寝るから、なんかすごく疲れた。」

 「え、ありがとうございます、志村先輩!おやすみなさい。」


 疲れると仕方ないようね、好きな人が他人とセックスしてる声を聞こえたなんで…しかしこれも確定だ な、ハヤトさんは星月会長の彼氏だよね…

 

 「じゃ、俺も疲れたから、もう寝るっすよ、みやび先輩は?」

 「私、静が戻ったら寝るよ、まだ明日ね、コウタ。」

 「うん、おやすみ、先輩…」


 みやび先輩が、俺のほっぺにおやすみのキスをしてくれた。

 

 「いい夢してね、コウタ。」



◇ ◇ ◇ 


 翌日、朝。

 俺…全然眠れなかった…ここの温泉が睡眠にいいってデタラメじゃね?


 昨夜は横になっても、頭の中にはみやび先輩ばかり…そうして今日帰った後、先輩は俺の家にくる!興奮するあまり、寝でもすぐ目が開いた。


 まあ、帰り途中のバスでまだ少し睡眠を取ろう。


 皆んなが起きたら、部屋で朝食を食べた、そして田中先生もいた。

 

 「え?もう家に帰えりました?」

 「え、前田くんは今朝、医務室に起きた後、自宅の運転手を連絡して、車で帰った、僕も昨夜の件を校長先生に報告しましだが、校長はまず警察に連絡するなと命令されまししたね…しかし心配する必要がない、前田くんの行動は、法律でも我が校の校訓でも許されません、必ず罰を受けさせるのだ。”


 田中先生は俺たちに言った。


 そして、テレビでこんなニュースを報告された:

 

 “M県の私立高校‘堕落師内高校’は、現在、多数の先生と生徒が、学内で淫らな関係を持つことを謎の記者『紅』に通報されました。『紅』の通報により、今年‘堕落師内高’では、十数名の女子学生が堕胎を脅迫されたそうです。つい先、文部科学省の前田大臣は、 ‘堕落師内高’に対し、政府調査を命令されました、我々はこれからも、この事件の報道を続けて行きます…”


 「 ‘堕落師内高校’は、私たちの学校の隣の町にありますね、なんか怖いですよ。」


 その時、俺はまだ気ついてなかった、この事件は、新しい嵐が吹き始めた、そしてようやく、俺とみやび先輩に大きい影響を与えた…



◇ ◇ ◇


 「コウタ?コウタ?もう学校に着いたよ。」

 「絵ろい…」

 「なんの夢を見ているの?」


 俺たちは、バスに乗って学校に帰った、これからは家に帰ってもいいだ。


 「ではみやび先輩、俺の家に招待してあげますので!」

 「分かったよ、行こう。」


 俺は、みやび先輩を家まで連れ帰った、俺の両親は仕事のため海外にいるんだ、いつでもたくさんやれる!俺は急ぎで先輩を二階にある俺の部屋に連れた。


 「こっここがっ俺の部屋っス!みやび先輩、どっどうぞ!」

 「はいはい。」

 「とりあえずベッドて座ってください!何か飲み物…」

 「意外と綺麗なんだね…で…ここでスルの?」

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