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6話 誰がセミ、誰がスズメ

 俺はもう一度先輩の手を握って“大人の楽園”の奥に走った、そしてセクシーな衣装を売るところに隠した、ここは入り口の様子も見える。


 「すみません、みやび先輩!とりあえずここで待って、あの二人が通り過ぎた後まだ出よう…え?まじ?あの二人がこの店に入った!?ここもだめか、まだどこに…あ、先輩、そこだ、ついて来てください!」

 

 俺は一間の着替え室に先輩を連れてきた。


 「こ、ここなら、あの二人に見られないっスよね、先輩…」

 「たく…コウタが急ぎすぎるんだよ。さっき逃げてなかったとしてもいいじゃないの?一緒にデパートでショッピングしてるって伝えたらいいのに、もしろあの二人の方が、私たちに見られたくないでしょう?」

 「あ、そうだっだね!どうしちまったんだろう俺?全然俺らしくじゃないね…すみません先輩、さっき俺、頭が急にとぼけちゃって…」


 確かにさっきは、普通に先生たちと出くわして挨拶をすればよかったのに、今の様子ならますますやばくなった…俺も告白をした後、冷静に考えることも出来なくなったようだ…


 「まあ、さっきの状態でコウタが慌てたのもおかしくないし、こうなればここで待つしかないよね…」


 俺は先輩の慰めを聞いてようやく冷静になった…再び状況を見ると、俺たちは今、狭い着替え室にいて、みやび先輩の顔が俺の顔のすぐ前に、二人とも連続な突発事件ですごく嘆いてる、先輩の暖かい息がどんどん感じてくる、そして先輩の胸が俺の体に当たっていて…あれっ?これって先よりまずくね?このままじゃ、俺の脳が自動的に「官能力」を発動しちゃう…


 でもだめだ!先輩はまだ俺の告白を答えてくれてない、その答えを聞く前に官能の世界に落ちたら、賢者モードになってしまう。何か別のことを考えるしかない!俺は着替え室を見回してみた、自分の注意力を移させるものを必死に探した…ついに俺の視線は、壁の上に貼られたポスターに止まった。よし!文字だらけて集中できそう。どれどれ?タイトルは、 “体を知ろう–おっぱいの形は六種類!” 、てっまだ体についてかよ?でも他の物がないし、とりあえずこれを読んでみるか…


 「左右非対称タイプ、ベル型、お椀型、東西型、半球型、円錐型…」

 「ちょっとコウタ、何読んでるの?」


 みやび先輩も頭を振ってポスターを見た。


 「胸のタイプなのか…コウタてっば、いつもエロいことに…」


 もうダメだ、ガンマンできない…


 「みやび先輩!先輩の胸の形、確認させてくれませんか!」

 「えっ、何?」

 「ちょっと!ちょっとだけいいすから!先輩の胸を見せても、いいすか?」

 「ほんとうに君は…いいけど…別に…」

 「マジっすか!じゃ俺が脱ぐ…脱ぎますよ!」


 俺は手を出してみやび先輩の上着を抜い始めた、おお!制服越で先輩の胸を触ったぞ!柔らか!制服の下にはレースのブラ、まさかこの前のパンツと一緒に純情な白やつとは、そして谷間、谷間が見えてくるぞ!超エロい!


 「もういいだろう?恥ずかしいから…」

 「ちょっと、動かないてください、みやび先輩!ちゃんと確認しないと!」


 先輩の胸が、目の前に!さっき少し運動したから、汗が肉と谷間につけている、しかもその衝撃的な大きさ!ブラをつけていてもわかる!たしか以前先輩がFカップと言ったな、でもこれ、どう見てもF以上だが。


 「えっと、強いて言えばお椀型っスね、でもやはりちょっと違う気がするけど…」

 「ブラを着てるままで…はっきりわからないよね…」

 「ちょっと、先輩、何を?」


 みやび先輩が、自分でブラを外した、ピンクの乳首二つが、俺の目の前に現れた。


 だめだ、もうこれ以上は!


 「いっいただきます、みやび先輩!」


 俺は思わず先輩の胸を掴んで、頭を乳の中に置き込んだ。そして必死に先輩の胸の温もりと柔らかさを味わっていた。俺のチンポも今すごく先輩を欲しくて硬くなっている。


 「やっ、コウタ、そこは…」


 こうになった以上、ここでいっそのことを思い切ってみやび先輩を抱こお!俺の手は、先輩のスカートの中に入ろうとした。


 しかし、その手が先輩のパンツに入る前に、俺の脳内である場所のイメージが映された、ここは、俺の部屋?確かにそうだ、俺の机と本棚とベッドがある、間違えなく俺の部屋だ、何でこんな時に、俺は自分の部屋を思い付いた?


 確かに小さな頃から、俺は特別な時間が全て自分の部屋で過ごしてきたんだ。新しいゲームを手に入れた時も、好きな漫画と本を読むときも、初めて大人映像を見た時も、そして悲しい時、泣きたい時も。俺の部屋は、俺の全ての感情を許し、そして受け取ってくれた。かくなるうえは、俺が一番愛するみやび先輩との大切な初体験は、やはりその部屋でやり遂げるんだ。なるほど、ようやっくわかったのだ、俺にとって完璧な場所というものは。


 「コウタ、どしたの?大丈夫?」

 「みやび先輩、やはりここはだめっス。」


 俺は正気を取り戻った、そして自分が普段より何倍も冷静になっているとも分かっている。


 「俺は、まだみやび先輩の答えを聞いてません、そしてやはり、こんなところで大切な初体験をしたくないっス!」


 みやび先輩は俺の話を聞いて、普段より真面目な顔になった。


 「やはりコウタは、いつも私を驚かせるね。じゃ…もし私今、イェスの返事をしてあげたら、コウタはまだ続きをしたくないの?」


 やべっ、こんなこと言われら、俺のせっかく取り戻した冷静が…


 「田中ちー、一緒に入ってよ」

 「ちょっとあいなちゃん、さすかにこんなところで…」


 隣の着替え室から、田中先生と遠藤先輩の声が聞こえてきた、まさかあの二人も、一緒に着替え室に入った、でもこれは逃れるチャンスだ、俺は声を下げて雅先輩に言った。

 

 「先輩、今あの二人が着替え室にいるうちに、早く服を着て逃げよう…」

 「そうだな、ちょっと待ってね。」


 みやび先輩が急いでブラと上着を着た、なんか少しさびしいだけと、先輩のその豊かな果実はいずれ俺の家でたっぷり堪能としよ。俺はそう考えているうちに、隣の室からまだあの二人の声が聞こえて来た。


 「田中っち〜まさかこんな服が好み?変態ですよね〜」

 「変っ変態ではない!僕はただ先生として、生徒のことを心配しているだ!ほら、うちの学校もたくさんの生徒がスクール水着がもう着たくないと文句が言ってるだろう!だがら俺も、スクール水着の良さと欠点もしっかり観察して勉強しないと!」


 さすが我が政言部の顧問!デタラメを作るのが上手すぎる!


 「じゃ、田中っち、ここでしっちゃう?せっかく着替えたんだから〜」

 「いいえ、ここは危険すぎるんだ、やっぱり後でラブホテルでゆっくりとやるんだ。」


 まさかこの二人、この先まだラブホテルでも行くのか?


 「あの、コウタ…」

 「あ、みやび先輩、もう着替え終わったんっスよね!じゃ面倒なことになる前に早く逃げ…」

 「コウタ、あの、少し聞いてくれる?」

 「え、何っスか?」


 みやび先輩が俺にお願いを言った。


 「本当っスか?このまま尾行を続けるって…」

 「え、実は私、田中先生に頼みたいことがあるんだ、でもそれは結構難しいことだ、もしここで田中先生の尻尾を掴めば、話が簡単になるはずだ。」

 「なるほど、つまり先輩は、田中先生と遠藤さんがラブホテルに入る写真でも撮って、そしてそれを交換条件として田中先生に先輩の要求を飲み込ませるつもりっスね。」

 「そっその通りだ。」

 「先輩で、なんかたまに恐ろしいことをするんですね。」

 「あっごめん、だめ…なのか…」

 「いいえ、もちろん協力しますよ、先輩のためなら!それにしても、田中先生に頼みたいことは何っスか?」

 「えっと、それはここで少し言いずらいだが、でも安心して、きっとコウタもそうして欲しいことなんだから。」

 「そうっスか、まあ、俺は先輩のことを信じてますからね!」


 それから何分経って田中先生と遠藤先輩がようやく受付に行った、俺とみやび先輩もその後に付いていた。それにしても、この店本当にいやらしいものばっかり売っているね、今日は時間がないが、いずれまだここに来て、いいものを探そう!


 俺たちはデパートのビルから出た、田中先生たちはすぐに左側に歩き始めた。十分後、先生たちが商店街から随分離れたあるラブホテルについた、その慣れ慣れの様子から見ると、もう何度も来たことがあるようだな。ここで二人がホテルの中に入るところの写真を撮っておこう。俺はズボンの袋から携帯を取り出そうとしたら、つい力が強すぎで、携帯が後ろの足元に落ちた、そして俺はそれを取ろうしたところ、俺とみやび先輩の後ろに、ある人影が消えたっと見た。


 何それ?一瞬で別の道路に消えた人影は。気のせいじゃなさそうだな、しかしここは先生たちの動きを注意するべきだし、あの人影をしばらくほっておこう、たとえ俺たちに関わるとしても、また現れるはずだ。


 「先輩、悪い、携帯が落ちちゃった。」

 「大丈夫、私はもう撮ったわ、ほらコウタ、あの二人、ホテルの中に入ったよ。」


 俺たちは先生たちの後にホテルに入った、そして先生たちが受け付けて登録した後、速やかに3階の303室に入った、二人の行動が早すぎて、俺も先輩もその部屋に入る瞬間の写真を撮るチャンスを見失った。


 「もう、その瞬間を取れないと、ちゃんとした証拠にならないよ、まさかあの二人が用事を終わるまでここで待つのかよう…」


 「いいえ、みやび先輩、そうしてもバレやすい、ここで別の手を打ちましょう、先輩、少しここて待っててね、すぐ戻るから」。


 俺は1階の受け付けに戻った、ここの登録システムは自動的なやつ、金を払ったら、登録機械で好きな部屋を選び、鍵のカードをもらう。先生たちか確か303にいる、じゃ俺たちは304室に入って、二人の会話を録音できれば強力な証拠になる。ところで、さっきの人影は二度と現れていないな、やはり気のせい?


 俺は304室の鍵を持って、みやび先輩と一緒に304室に入った。


 俺たちの前に現れたのは、常識を越える一室た、そこに俺には一度も見たことがない機材だらけだ、何といエッチな場所だ!


 「コウタ、来て、ここなら二人の声が聞こえてくるよ。」


 みやび先輩は、ベッドの上で四つんばいの姿勢で耳を壁にくっついてる、なんか…すごくエロいと思う…いいえ!ここはまず任務の完成だ!俺もベッドで同じ構えて隣からの声を捕らえようとした。


 「いやっ、田中っち、そこ…」

 「愛奈ちゃんが言い出したんだろう、とことん付き合ってもらうぞ!」


 よし、やってるやってる、雅先輩も既に携帯で録音している。


 その時、俺はある変な声を気ついた、でも先生たちの部屋からじゃなく、俺たちの部屋の外から伝わったんだ、やばい!誰かそこにいるのか?まさかさっきの人影の正体?俺は静かにベッドから降りてドアに近ついた、そしてドアスコープで外を見だ、やはり人がいる!え?何?何でこの二人がここに?


 俺がドアスコープで見たのは、廊下の床で倒れてた前田部長と、彼を助けようとする結城さん。


 なるほど、さっきの人影はやはりこの二人だったのか、俺は一瞬で状況を把握した、そして打つ手も考えてみた。心当たりがあった後、俺はみやび先輩のところに帰った、そして田中先生たちのことを盗む聞を続けた。


 およそ十分後。


 「あいなちゃんっ!僕、もう、イキそう!」

 「中に出してっ、田中っち!」


 もう終わったみたいだな、なんか先生たちのセックスが欲情すぎて、俺もちょっと盛り上がって来た。


 「よし、この録音があれば問題ないね、よし、帰るよ、コウタ。」


 俺達は部屋から出た、さっき廊下にいた前田部長と結城さんはもうそこにいない。そして俺は鍵を戻って、外の交差点で先輩と別れた、俺は、さっき部長と結城さんを見たことを先輩に内緒した。


 「じゃ、先輩、俺は突然別の用事がありますから、この先、先輩一人で家に帰るのが大丈夫っスか?」

 「問題ないだけど、どうしたの急に?まだ本屋に行ってないよ。」


 そいえば今日、そもそも本屋に行く予定だっだんた!色々あって本来の目的も忘れっちゃた。


 「あっすみません!それは今度まだ行きましょう、今は本当に急な用事があって…」

 「分かった、じゃっ、さっき、デパートでの事は、まだ私、返事してないよね…」


 確かに、最も肝心なことを忘れた!でも俺は、今日の全てのことをまとめて天秤にかけてみた、そして一番合理的な結果を先輩に言った。


 「みやび先輩、今日の俺の告白、なしにしてくれませんか?」

 「えっ?どういう意味?コウタは、私のこと、もう…」


 みやび先輩はとてもショックされた顔で俺に言った、なんか涙まで出ちゃうそう。


 「あっいえいえ!誤解っスよ!俺はただ、今日の告白は少し話にならないと思っていただけた…ほらっ、場所もおかしいし、都合も良くないし…でっですから、みやび先輩、俺に、2回目の告白チャンスをあげてください!今度こそ、俺は一番ロマンチックな場所でみやび先輩への思いをはっきり伝えします!」


 俺は真面目にみやび先輩に言った、そして先輩はどうしよもない顔になった。


 「やはり、コウタはコウタだよね、分かったよ、じゃ、コウタのそのよりいい告白、ちゃんと待ってあげるからね。」

 「はい、ありがとうございます!」

 「あっでも、何も返事しないなら、コウタもかわいいそうだし…こうすればどう?今は、私がコウタの“準彼女”になってあげるね。」


 あっ、何という人の心を打つ言葉!この言葉を言ってくれたあの時のみやび先輩の表情は、一生忘れない。たとえ百年後、俺は老け込んで人生の流れをほぼ忘れたとしても、記憶の海に潜る時、目の前で一番早く現れるイメージは、きっと今のみやび先輩だっだ。


 そして俺は、 “準彼女”のみやび先輩とホテルのそばの交差点で別れた。


 よし!次の告白の許可をもらった以上、ここでの用事は失敗するわけにはいかないよね。俺はこのラブホテルで、まだやらないといけないことがあるんだ。


◇ ◇ ◇


 夕桐みやびは、校舎の裏に、ある場所で待っている。彼女は部活後、ある人とここで会う約束をした。そして今その相手は、彼女の前についた。


 「どうして僕をこんなところまで呼び出したんですか、夕桐さん?」

 「相談したいことがありますからね、田中先生。」

 「相談?どこでもできるでしょう、にもかかわらず、ここで選んだ、つまり秘密相談ですよね。」

 「そうですよ、田中先生。先生は、今年学校の修学旅行の責任者ですよね。」

 「またその話ですか?この前もう言ったんでしょう?学校全員で行くのは既に手間をとるんだ、もしまだ旅行先の相部屋の選択が自由になれば、先生達の仕事が増えます、その上、生徒の管理と安全確保も薄くなります。」

 「そうですね、でも私、ここで再び先生に頼みたいのです、どうか相部屋相手の選択は、全学校の生徒に変更してください!私はどうしても、政言部のみんなと相部屋したいのです!」

 「事情は理解できますが、でも僕の言った通りに…」

 「もし先生が許可してくれないから、この写真をネットにアップしますので!」


 みやびの語り口が急に変えだ、彼女は、自分が撮った先生と遠藤がラブホテルに入ってる写真を田中先生に見せた。


 「なるほど…だから僕をここまで呼んだわけか…最初から脅のつもりでしたね。しかし、そんな写真一枚でどうなるというのですか?作り上げられた偽物に決まっているでしょう!僕は教育人として、高い誇りとプライドを持っている!生徒を守り、正しい道に導くのはこの僕の使命!そんな写真で僕のことを中傷しても、何も…」

 「また、先生が遠藤さんに中出しをしてた録音もありますよ。」

 …

 「確かに、夕桐さんの提案は一理ありますね、修学旅行というのは、そもそも生徒達を楽しませるイベントですし、もし生徒の方からそう言ったら、先生としてしっかり検討しないとダメですよね。わかりました、夕桐さんの要求はこの僕にお任せください、その代わりに…」

 「分かってますよ、ちゃんと写真削ります、ありがとうございます、田中先生〜」

 「君も少し変わりましたね、夕桐さん。」


◇ ◇ ◇


 みやびと田中先生がこの場から去った後、もう一人が来た。コウタも、この同じ場所で誰かを呼んだのだ。でも彼は、みやびと相談してこの場所を選んだわけじゃない、たまたまの話だけだ。そしてコウタが呼んだ人も、彼の前に現れた。


 「よう、コウタくん、ここまで私を呼び出すなら、つまり懺悔の用意ができたわけですね。」

 「そうですよ、実は俺、正気で前田部長に懺悔したがることがあります。それは、俺が入部したすぐ後、みやび先輩に惹かれることについて、心よりお気の毒だと思って。」

 「図々しいことを言ってくれましたね。夕桐さんはこの私の才能に憧れて政言部に入ったんだ、君はどんなことをして彼女を騙したのがわかりませんが、これからはもう君の望み通りに行かせるわけにはいきません。君はこの政言部に恥をかけたんだ、まさか夕桐さんをラブホテルまで連れ込むとは…恥知らずめ、ここで君は退部してもらうかな、コウタくん?」

 「やはり昨日、俺たちに付いてたのは部長でしたね、そしてはっきりの脅かし、やはり証拠も整えたってわけですね。」

 「もちろんだ、もし君がここで退部宣言をすれば、何の証拠も公開しない、何せよ夕桐さんに迷惑をかけたくないですね。」

 「残念ですが、俺はまたみやび先輩とともに政言部に残ってもらいます。だからここで部長と取引をしたいのです。」

 「取引?どう言う意味?」

 「お互いに迷惑をかけないように、昨日の事はないことにしましょう。」

 

 俺は携帯を出して、自分が撮った写真を部長に見せた、そして彼は驚いた。


 「何?何で君がこんな写真を?」


 そうだ、昨日みやび先輩と別れた後、俺は再びホテルの3階に戻った、なぜなら部長は、高い可能性で俺と同じのことを考え、そして俺たちの部屋の隣に盗み聞きをする。つまりあの時、前田部長は結城さんと共に305室にいるわけだ。その時点で、おそらく俺とみやび先輩はホテルに入る写真を撮られた、もしその場部長達の写真を撮れないなら、俺は間違えなく終わる。だから俺は、3階の廊下で隠して、そして部長達が部屋から出る写真を撮った、かなり危険なことだが、俺に他の選択はなかった。


 「部長もこんな写真を世間に見せられたくないでしょう?何せよ部長のお父さんは、高校生間の不純関係に大反対ですからね。」

 「なろほど、君に一本を取られたか、君の条件を飲もう…でもこれは終わりじゃないです、コウタくん、夕桐さんはこの私のものだ。」


 どうやら昨日のことは楽着だそうだ、でもこれから、きっと部長が俺のみやび先輩のことをもっと注意してくる、油断はできない、大変なことになるまで、俺はみやび先輩を告白し、正式的な恋人関係を作るのだ。

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