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それが日常  作者: 浜野 雪
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1/24(火) スリッパ

1/24(火)はくもりどきどきみぞれのちスリッパ。

「なあ、俺のスリッパしらーん? 」


「なにそれ~。アクセントおかしいよ~」


クラスの竹とその言葉に反応したえーちゃんの声に皆、爆笑する。

私は、青いスリッパが少し見えていたので、


「そこにあるやん」


と言った。しかし、竹はそのスリッパを手に取り


「かたっぽしかないんやねん」


その言い方がとても面白くて、皆が笑ってしまう。


「なんで片方しかないん? 」


えーちゃんがまたきく。


「なんでやろな~」


この二人のやり取りで、教室は笑いの渦に巻き込まれている。


「あ、先生にきーてみたら? 」


「そやな、センセーイ。スリッパ……スリッパ食べてません? 」


「ハア? 」


これまた皆で爆笑する。先生は呆れている。


「あ、すいません。スリッパ知りませんか? 」


「おい、美味しかったって聞いてみろよ」


言い直した竹にリキがけしかける。


「えー。美味しかったですか? 」


嫌そうにしつつも実行するのは実行力のある馬鹿ととるべきか、猪突猛進ととるべきなのかが判断しにくいところではある。


「……スリッパならここに落ちとるけど? 」


「ありがとうございまーす! 」


妙な流れのまま、帰りの会が始まった。

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