チャーハン大事件
第1話:それは突然だった
昼休み。
学校中に、いい匂いが広がった。
「…チャーハン?」
教室がざわつく。
犯人は、坂本りん。
「今日のお弁当、チャーハンなんだ〜✨」
りんがフタを開けた瞬間
ボフッ!!
チャーハン、大爆発。
「ぎゃああああ!!」
米が舞う。
ネギが飛ぶ。
コーンが黒板に刺さる。
教室、騒然。
第2話:犯人は誰だ
「待って」
クラスメイトの神谷レンが立ち上がる。
「これは普通の爆発じゃない」
「普通のチャーハンは爆発しない」
りんが叫ぶ。
「それはそう!!!」
レンは床の米粒を拾う。
「油の量が異常だ」
「チャーハンは誰が作った?」
りんが答える。
「パパ」
クラス全員
「あ〜……」
第3話:新たな被害者
そのとき。
ガタン!!
後ろの席で、みかが転ぶ。
「いたぁぁい!」
見ると、床にチャーハン。
りらが言う。
「チャーハンで滑ってる!!」
レンが真顔でつぶやく。
「二次災害か…」
第4話:暴走
先生が入ってくる。
「何だこの騒ぎは」
ツルッ。
「ぬわぁぁぁ!!」
先生、盛大に滑る。
教室大爆笑。
でも。
先生の手には、チャーハン。
「……うまいなこれ」
一瞬静まる教室。
りんが目を輝かせる。
「ほんと!?」
「油は多いが味はいい」
クラス拍手。
最終話:伝説へ
その日以降。
学校では語り継がれることになる。
“チャーハン大爆発事件”
そして給食の時間。
レンが小さく言う。
「……今日は白米にしとけ」
りんがぷんすかする。
「もう爆発しないもん!!」
その瞬間。
ボフッ。
「またぁぁぁ!?」




