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49話
「そうか……」
これで栞の死に関わった者達は法の裁きを受ける事になるだろう。
最終的な量刑を確認する事はおそらく不可能だが……後の事は後任者達に任せるしかあるまい。
「おいおい……感想はそれだけかい? あれほど嫌っていた私を無理やり呼び出しておいて? 温厚な私でも流石にブチギレてしまいそうだよ」
目の前で怒りを表明する二課長の気持ちは分かるが……“容姿が実年齢よりかなり若く見える”という特徴のせいで台無しだ。
「悪いな……二課長としての尽力には返す言葉もない。捜査から外されそうなところを本部長にねじ込んで直接捜査指揮をとってくれた事も知っている」
「当然だ……私にとっても他人事では無いからな」
そうだな。それどころか……俺以上に深い関係者は彼女しかいないだろう。
「そうだな。俺が今君に会いたかった理由も……君が二課長だからでは無く栞の母親だからだし……な」
里長……m(_ _)m




