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死神はウンザリしている  作者: 鰺屋華袋


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46話

 耳元で囁かれる声。


 その声は、これまで対峙してきた数々の……ビジネスに於いての敵達、そのどれとも違う異質な存在である事を感じさせた。


「そもそも最初から……私達は貴方達の事などどうでもいいのです。本当に知りたかったのは……我々を求めた彼の本質です」


 ……?


 耳元で囁く女の言葉が理解出来ない。だが女はこちらの事などお構い無しに言葉を続けた。


「ただ……私達は知りたかったのです。彼が娘の仇を目の前にして踏みとどまれるか……を」



 

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