表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
死神はウンザリしている  作者: 鰺屋華袋


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

42/54

41話

「勿論……だが勘違いするなよ? ()の取引ってのは公明正大。当然だが捧げた“徳”との()()()()が基本だ……つっても、何が釣り合うかなんて分からんだろう。だから……とりあえずあんたの望みを言ってみな?」


 俺の心を見透かす様に答える男。


 だが、俺は死神を自称する得体知れない男に……問わずには居られなかった。


「一応聞く……栞を生き返らせる事は?」


「簡単だよ」


 なんの躊躇も無く答える男。俺は即座にその願いを口にしようとして……


()()はお勧めしませんな」


 いつの間にか……


 ()の姿から元の姿に戻っていたマスターに止められた。


「何故?」


 多分、俺は冷静さを欠いていたと思う。それも当然だろう。二度と戻らないはずの物が……この手に戻るかも知れないのだから。


 だが……


 マスターが深い溜息と共に語った()()()()が……


「この男は……確かに娘さんを生き返らせる事は出来ますな。だが……貴方が捧げる対価で出来る事は()()()()()()事だけです。当然……彼女に起こった()()も彼女が一度死んだ()()も変えられない。世界は容易に彼女の存在を認められんでしょうな。当然この男の存在など口には出来ない。契約には守秘義務がありますからな」


 俺を更に深い絶望に沈める。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ