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死神はウンザリしている  作者: 鰺屋華袋


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19話

「お前なんか私の推薦がなければ部長職にも登れ……」


 的を得た罵倒だったんだろうな。海千山千の部長の言葉に専務は、弱々しく反論しようとして口をモゴモゴさせている。


「やめろ。見苦しい」


 副頭取の静かな一喝……二人がビクリと震える。


「でも兄さ……」


 それでも専務が弱々しくなにかを言おうとしたが、


「私は黙れと言った」


 今度こそ……専務は口をぎゅっと噤んで押し黙った。部長も何か言いたそうではあるがとりあえず黙った。


 事の成り行きを見定めるつもりなのか……ライターのオッサンは最初から騒がずにじっとしている。


 個人的にはオッサンどもの罪のなすりつけ合いを見るのはウンザリだが……せっかく場が()()()来たのに冷やしてもらっちゃ困る。


「だんまりを決め込むのはオススメしねぇぜ」


  ちょっとばかし()()()()()やろう。オレの言葉を聞いたマスターがまた椅子を進める為に一歩踏み出そうとしたその時……


「ああ、よく考えてみれば……君の名前を聞いてなかっ……いや、本当の名を答えるはずが無いことくらいは分かっている。だが、なんと呼べばいいのか分からんのは困るのでな」


 ふむ……どうやら唯々諾々とこちらの言いなりになるつもりは無いらしい。


 

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