14話
「さて……あんたらにはこれから自分の罪を懺悔してもらう。このオッサンは……」
そう言った男は、喚き疲れてうなだれた専務に近き、その肩に軽く手を掛けた。
「ひっ」
いったい何をしたのか……男が触れた途端に専務の声が復活した!?
「とりあえず答えられる様にだけはしといてやるぜ。ああ、諸君。これはいと慈悲深き収穫の神からの忠告だが……自分の罪が何なのかをよく考えてから答えろよ? でないと……彼奴等みたいになっちまうぜ」
反射的に男が顎をしゃくった先に視線を向ける……視線の先には隣のビルの屋上。
こちらに対面するそこには、仄かなライトに照らされたテーブルが……その上に……三つの……
「ヒィィィッ!!」
情けない悲鳴が漏れたのは……俺の口からだった。
何処にでもある安物の長テーブルの上には……三人分の生首が並べられている!?
「奴らは?!」
俺と反対の端に座る部長から声が漏れる。知ってるのか?
「そうだよ部長さん。あんたが便利に使ってた半グレどもの頭と今回の実行犯の二人さ。あんたらを此処に招待するのに協力して貰った。みんな快く協力してくれたよ」




