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91.ダンジョンについて



「ケケケ、次はダンジョンに潜るつもりなのかよ!」


「手広くやるな、ケケケ!」


横で話しているのは

ミミクリーブックのバイルだ。


今は公共の図書館で

ダンジョンについて調べている。


バイル「危険だから準備は入念にして行けよ!ケケケ!」


子供なら、泣き出しそうな見た目と

奇妙な話し方とは裏腹に

心配してくれているようだ、


実際ダンジョンなんて

冒険者以外は

ほとんど潜ったりしない。


危険だからな、

ただ見返りは大きい。


ダンジョンと聞けば

どう思い浮かべるだろうか?


強力な魔物とお宝、

最深部には強大で邪悪な

ボスがいる。



その認識で間違っては無い。

ただ何が起こるかは分からない


巨大な迷路や

先の見えない洞窟、深い森や

草原、太陽の照る砂漠など、


ダンジョンによって

その形態は異なる。


運が悪ければ入った瞬間死ぬ、

そんな場所だ。


ただ、最近の記述には、

そんな事はめっきり無い。


それは、人が

果敢にダンジョンに

潜っていった


迷宮期と呼ばれる時代の

先人達が、


ここはこういうダンジョンだ、

このくらいの難易度で

どういう魔物が出やすくて

こういうお宝がある、


と、僕達後輩に教えてくれたり、

こんな感じに本に記したりして、


後世に知識として

伝えてこられた。


そのおかげもあって

今の冒険者達は、


初見殺しの多い

ダンジョンで苦戦することは、

少なくなった。


少なくなっただけで

簡単になった訳じゃないけど。





神が作ったとされる

ダンジョンは数が意外と少なくて、


僕の今いる大陸に5つあり、

この世界全体に12個しかない



たったの12個だ。


それなのにカルリンは

そんな世界の秘宝とも呼べる


ダンジョンを2つも管理している。

それが冒険者の多い理由でもあり、


都市カルリンを都市たらしめている

理由でもある。


ちなみに、

世界にあるダンジョンのうち

半分、つまり6個は

すでにボスが討伐済み、


攻略されたダンジョン

という事になる。



この6という数は、

冒険者のトップ、

Aランク冒険者の数と同じ、


つまりAランクになる条件は、

未攻略のダンジョンを攻略することだ。


どのくらい凄いのか、

スケールが大きくて想像しにくいが、


この世界に住む

全人種の中の選ばれた6人だ、

と言えば伝わるだろうか



カルリンの管理下にある

ダンジョン【リード】と【レッジ】は

もう2つとも攻略されているので、


カルリンから

新しいAランクが

誕生する事は無い。



僕は・・・・

冒険者という仕事をしている以上、

Aランクに興味はある。



まずは慎重に力をつけて、

目の前のDランクに

上がるのを目標にしよう。


Bランクってだけでも

冒険者の中では一握りだし、


そもそもEの僕は

Aランクなんて夢のまた夢、

まだまだ下っ端って事だ。



________________________

〖ミエスのノート〗

【魔物メモ】No.3

ゾンビ

脅威度E+


腐っていて、動いている生物を襲う。

嗅覚が鋭くて力が強いけど、

殴る蹴る噛みつく、くらいしかしない

多くの病原菌を持つ不潔な存在。


剣士の僕には、正直言って

あまり切りたくない。


骨があるので、

剣で骨を砕く力が無い内は

連続で攻撃して倒すと良いだろう。


特徴的スキル:多分無し

________________________

【魔物メモ】No.4

グール

脅威度D


多分ゾンビの上位種


人肉を食べる。

爪や牙が長く凶器になる。

回復力が高くて

欠損部位も、時間を置けば回復する。


回復が追いつかなくなるまで

連続で切って倒した


特徴的スキル:多分【再生】

________________________


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