真夜中に行われた、とある不思議な会話の記録
若者の夜のテンションは、時に意味不明です。
木葉 咲夜
「あいうえお順、てことで相川くんからお願い」
相川 陽一
「いきなりかぁ……じゃあ、自慢の手料理でも言う?」
平山 優香
「うーん、そうだなあ……ジビエ」
宇田 皐月
「えー、それ料理じゃないよぉ」
藤原 樹
「お前……ほんとに料理得意なのか?」
桜田 ラン
「簡単料理、オススメありき?」
陶山 美代
「きのこホイル焼きとか、コンニャク田楽」
片岡 勇希
「くっ、候補ありすぎて……いくつでもおけ?」
岡部 美也
「ケチャップかけて、オムライス半分こ?」
宇賀神 登
「心をこめて分け合えば、手料理ってことさ」
岸本 麻衣
「佐藤ちゃんといつもやってるし?」
佐藤 久美
「し、してない、してないっす!」
桜田 ジョン
「好きな女の子と半分こなんて、うらやましいぜ!」
萩野 透
「せっかくの機会だ、自慢してもいいんだぞ?」
植村 啓介
「そういや田島が、他校のめちゃ美人の女子とやってるの見た」
松井 真斗
「田島、ガチ?」
田島 浩志
「ち、ちが……その……植村ぁ、ここでばらすか、フツー!?」
坂藤 海斗
「つーことは、マジのガチで?」
山岡 輔
「適当にごまかさないところは、潔い、と」
田島 浩志(再)
「と、当然だ、お笑いの頂点を目指す、大切な相方だからな!」
海老澤 菜月
「なんと、春が来たのか、田島君に!」
加賀 理恵
「にゃはー、これは根掘り葉掘り聞くんぬ!」
河合 杏里
「ぬぬぬ、田島にも春とはね!」
林田 慎二
「ねえねえ、告白は田島くんからなの?」
田島 浩志(再々)
「ノーコメントだ、そういう話じゃないだろ、これは!」
木葉 咲夜(再)
「はいはい、なら続きは教室でな……ひひひ!」
橘 さおり
「ひひひ、て、咲ちゃんこわいなー、ふふふ」
武久 由美
「ふふふ、て、橘もこわいなー、へっへっへ」
三浦 兼五郎
「へっへっへ、て、武久、怖いぞ。ほほほほ」
木田 新一
「ほほほほ、て、三浦、怖いぞ。まままま」
森田 道三
「まままま、て、木田……それ言いながら、鏡見てみ?」
木田 新一(再)
「見た……気持ち悪くて怖気が……さむ!」
相沢 桃
「むむ、木田くんと森田くんがノリツッコミとは。しかし評価は辛目」
佐々岡 陽菜
「珍しいものを見た気持ちですわ、私も」
綾小路 京介
「……もうそろそろ、苦しくなってきたんじゃ?」
来賀 誠
「やば、発言してない……あー、ラーメンはしょうゆ?」
和井田 健
「ゆずの皮をちょいと入れて、塩もおいしいですよ」
平山 優香(再)
「ヨーグルト入れてカルボラーナ風にしてみたら?」
岡部 美也(再)
「ラーメンにヨーグルトって……あり?」
宇田 皐月(再)
「理屈抜きにうまい。今度うちに集まって試してみる?」
海老澤 菜月(再)
「ルイボスティーと一緒にお試しあれ!」
片岡 勇希(再)
「レモングラス使ったタイ風ピリ辛ラーメンもいけるだろ?」
佐々岡 陽菜(再)
「ログハウスのテラスとかで、風に吹かれながら食べたいわ」
高橋 由紀
「わーい、会話しりとり、お疲れ様でしたニャン!」
<ルール>
・委員長、木葉咲夜からスタートとする。
・最後の文字は、先頭文字の次の音とする。
(「あ」で始まったら「い」で終わる)
・全員、一度は発言する。
・発言は早いもの順。
・会話として成立していること。
・ゐ、ゑ、を は除く。
・濁音、半濁音は、濁音、半濁音なしの音としてよい。
・長音は母音とせず、長音のまま繋げてもよい。
・とまあルールは決めたが、楽しければそれでよい。