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異世界召喚されたけど魔王討伐無視して食材を探そうと思います  作者: アウストリア
第0章~始まらない物語
2/4

遭難一日目

今回は短めです

 「ここはどこですか」

 自然と破壊をつかさどる神セレスに異世界につれてこられた俺は現在森の中をさまよっていた。

 「おーいセレス、セレス様今なら怒らないので出てきてくださいませんか」

 シーン

 「出てきてくださいまじで!」

 いくら叫ぼうがセレスは出てきてくれなかった。

 「とりあえず落ち着いてまずはこの状況を何とかしないと」

 確か異世界系ラノベ主人公たちはステータスを初めに出していたはず。

 「もしかしたらステータスがあるかもしれない」

 こういうタイプの主人公はチートスキルとか色々持っていたはず多分俺にもあるだろう。

 「さあ、いくぞステータスオープン」

 シーン

 いくら、待ってもステータスが出ることはなかった。

 「まだ、絶望するのは早い言い方が間違っていただけだと思うから」

 俺は思い付くかぎりステータスを出そうとしたが、結局ステータスが出ることはなかった。

 「どうすればいいんだよ!騙したのかあの女神」

 どうすればいいのか分からなくなった俺は叫ぶことしか出来なかった。

 「いくら、叫んでも何も変わらないかとりあえず腹が減ったし食べれるものでも探すか」

 あれからセレスの悪口などをいっていたがお腹が空腹を訴えてきたためいくらか冷静になることができた。

 「というかこんな状況で冷静に対処できる主人公がすごい」

 そう思いながら俺は食べれるものを探しに行った。

 ドスンドスン

 「なんだ地響き?」

 食べれるものを探しにいこうとしたしとき急に地響きが聞こえた。

 「まさか、魔物とかじゃないよな」

 もしかしたら、人が何かにのってこちらに近づいて来てるのではと思ったが俺の淡い期待を打ち砕くものが現れた。

 「グオオオオ」

 俺の目の前に現れたのは体長が三メートルオーバーの巨大熊だった。

 「嘘だろ」

 ただ呆然とすることしか出来なかった、テレビでよく熊見ていたが実際に見ると迫力が違っていた。

 「にっ逃げないと」

 頭ではそう思っても体が動くことが出来ない。

 「グオオオオ」

 巨大熊が立ち上がり右腕を振り上げた。

 「にげ」

 巨大熊のツメが俺の腹に突き刺さった、反応することが出来ないくらいの速読だった。

 (俺の人生はここで終わりか)

 俺はそう思い意識がなくなりそうになった時

 (対象者の生命活動が低下したためスキル[破壊神の寵愛]を発動します)

 無機質な声が聞こえた気がした。

 「グオオオオ?」

 巨大熊、ローグベアーは困惑していた今さっき倒した奴が急に起き上がったからである。

 しかも、自分が突き刺したはずの爪痕がみるみる塞がっている。

 ニヤ

 男が笑った。

 その時ローグベアーは、初めて恐怖し砕け散った。

後書きは今回の話で登場した食材やスキルの説明をします

 食材

 ローグベアー~シグレが森で最初に遭遇した生物かなり凶暴で目に留まったすべての生物に攻撃を仕掛ける困ったやつ、しかしその肉はかなり美味で高級品一度食べればやみつきになるらしい。

 スキル

 破壊神の寵愛~発動した瞬間受けたダメージを瞬間回復させ破壊の力を対象者に与える。

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