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八話 船上の生活 ご飯 後半

八話 船上の生活 ご飯 後半


 カイリは説明を続ける。

「まず、圧力鍋に食べやすい大きさにそろえて切った鳥もも肉又は骨付き肉(手羽元とか)を入れます。次に、乱切りにした人参、くし形切りにした玉ねぎ、その他お好みで野菜を入れてトマト缶を一つ入れます。トマト缶は中に水を入れすすいでその水も鍋に入れ、余すところなく使いましょう。トマト缶を入れた後は、水を具材が被るくらいまで入れて蓋をします。きっちり蓋をしたらガスコンロに火をつけて煮ます。今回は鍋を紐で押さえ付けますが、皆さんはそんなことしなくていいですからね。……………。出来ました。茹でたジャガイモを入れる。カレールーをいれ、溶かしてから味見をしてルーや水を入れ、溶かしてから味見をしてルーや水を入れ、と言うように味を整えたら完成です。以上、カイリの長時間クッキングでした!」

 シンカが来た。

「おーい、カイリ、腹が減って…!これはカレー!…でも、ご飯がないとな―。」

「アルファ米があるよ。」

「アル…って何?」

「アルファ米、戦時中に美味しい乾燥食品として作られた食品で、作り方はご飯を炊いて乾燥させ…。」

「ちょっと待った!カイリ、頭が痛いからちょっと休むわ。」


「シンカ、ご飯食べないの?」

「うーん、うーん、うーん…」

「そう、食べないの。」

「…うーん、うーん、うーん…。」

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