制裁の後
☆今回はティリノ視点です。
ハーピィの支配する迷いの森に、人間が足を踏み入れ集落を作ってから、およそ半年。
記念すべき一度目の成果の運び出しは、見事に苦い結果となった。
……いや、その前にも薬草や水の積み出しはあったのだが、それに関してはシスの制限はだいぶ甘いし、人間側からしても一番の目的は魔石採掘だ。
薬草も水も木材も、森のごく浅い地域から採取できる。無論、奥地の方が質も良く種類も豊富となるが、魔道具生産が重要な産業となっている我が国においては、原料となる魔石の確保は最重要事項と言っても良い。
だからこそ、魔物であるハーピィに頭を下げ、庇護を受けてでも、この森に踏み込んだわけだ。無論、話が通じるという前提があったのも大事だが。
「とはいえ、初回からやらかすか、普通は」
「困りものですね」
シスから受けた顛末、そして本国から届いた書状に目を通し、嫌でも頭痛がして右手でこめかみを抑えた。
ラティオ殿も苦い顔で笑っている。
本当に、あれだけ、あれだけきつくハーピィ達との約束は破るな、あいつらはあくまでも魔物であり、ある意味とてつもなく誠実で有言実行の生き物なのだと、故に破れば本気で命が危ないのだと、繰り返し伝えていたのだ。
つまり、ハーピィ達にとって望まぬ事をすれば、脅しなどではなく、約束通りに本当に喰われてもおかしくない、のだと。
……数年に一度くらいはあると思っていたが、まさか一発目からやらかすとは。
「そちらの書状は、鉱夫達の元締めからの抗議ですか?」
「いや、むしろ謝罪文だ」
鉱夫達の元締めは、大地と山の神の神殿となる。
勿論、そちらにもハーピィ達との取り決めはきちんと伝えてあるし、どうやら無事に帰った冒険者や鉱夫から正しく報告は行ったらしく、ペナルティの一回目を喰らったのが自分達の関係者である、俺達に直接迷惑がかかったも同然と、丁寧な謝罪文が送られてきた。
ま、それはいいのだが。
「問題は、少なくとも神殿上部からの指示では無かった、という辺りか」
謝罪文では、自分たちと部下の非を全面的に認めている。
もしも密輸の指示を上層部、少なくともこの手紙を書いた鉱夫組合元締めがしていたのであれば、もう少し含んだ文章になるだろう。
とすれば、今回制裁を喰らった男に密輸を持ち掛けたのは誰か?
それが、一番に問題な事だ。
「やはり、魔石の仲買業者か、闇側の細工師達と言った所でしょうか」
「そんなところか……」
この制裁については、ハーピィの森の集落にかかわった人間には、全員に伝えられたことだろう。
だが、どこからも抗議らしいものは来ていない。
話を聞いた様子の入れ替えの人員が、かなり緊張で硬くなっている事を除けば、最初から伝えられていた事だ。さして問題は……ないとは言わんが、そこまで重大なほどではない。
「一番怖いのは、欲に目がくらんだとか、その辺の人間ではないパターンだな」
「……、……アバリシアの人間の、裏工作、ですか」
シスにはこの間、ああ言ったが……もしもこんな密輸が二度・三度と繰り返されるのならば、それはおそらくカタラクタ国内の欲深な誰かが原因、という訳ではない可能性も出てくる。
もしもそうなら、『確実に制裁される』事が解れば、わざわざ損をする行為は抑えられるだろう。欲深なヤツほど、損をする可能性には敏感なものだ。
問題は、『それを前提として制裁を誘発させる』ように、言葉巧みに惑わせる奴が居るんじゃないか、ということ。
シスに聞いたところによれば、アバリシアもやはりこの森の恵みを求めている。
俺達との約束通り二国との同時同盟は断ってくれたが、彼らはカタラクタとの同盟が切れた時、自分達との関係を受け入れるか、との質問もしていたらしい。
それに対して、シスはきちんと積極的に決裂工作をした所で、アバリシアと組むとは限らない、という予防線を張ってくれはしたようだが。
……ただそれでも、アバリシアにとってみれば、魔石や薬草の輸出先が絞られてしまったようなものでもある。
手に入らないにしても、輸出量を増やすべく切れやすそうな関係を断ち切る工作をしてきても、……そこまであくどい国ではないと思っていたが、可能性はないとは言い切れない。
「シスは自らが提示した条件通りに制裁を加えたまでで、俺達が抗議するのは筋違いだが……正直、指示した人間を割り出せないのが痛いな」
「彼が掘り出した魔石の原石も、完全に失ってしまったのもですね」
「それもな……」
また頭痛がする。
ひと月に森から持ち出す原石の量は、平均的な男性の両手にひとすくい。
それを指示したのは俺なんだが、だからといってそれ以上の魔石を無駄にしてしまうというのも、その恩恵に預かる魔法使いとして、そしてその価値を知っている人間として、心底もったいない。
どうやら、密輸を企んだ男が持ち出そうとしたのは、その決められたひとすくいの量の倍ほどの数だったようだ。
まだ確定された鉱脈は1つしかなく、そこに至るまでも半年かかっている、しかもそれは先んじてハーピィに見つけて貰っていた場所だ。
鉱石は無尽蔵ではないし、これから新たな種類の鉱脈を見つけ、本当に毎月ひとすくいずつもち出せるようになるには、数年か、あるいは十数年はかかる。
そんな貴重なものを、たっぷり無駄にされたのだ。頭だって痛くなる。
あまつさえ、ベテランの鉱夫であったその男は、どの原石が高値で売れるかも勘が働くだろうから、良い石の方を自分用にとっておいた可能性もある。
ギリギリで思いとどまってくれた方の男の採った魔石は集落の倉庫に戻されたが、そちらは森に恐慌状態で突っ込んでいった馬鹿の手の中。
あれから2週間は経っているのだから、とっくに何処かで野垂れ死んでいるだろうが、いったいどこに捨てられたのやら……
もしも拾えたら、ひと財産だぞ。
「……捜索隊でも結成しますか?」
「いや、それはハーピィ達の機嫌を損ねるだろう。偶然見つけられた場合は持って行っても構わない、とは言っていたが」
「自発的な宝探しは、まあ彼女らの怒りに触れた男の品ですからね。そもそも、捜索を手伝ってはくれませんか」
「そういうことだ」
恐らく森の表層部分程度だとは思うが、それでさえ当てもなくうろつくのは危険な森だ。ハーピィの協力なくして、自分から探し出すのは無理だろう。
遺品くらいはと思わなくもないが、そもそもが犯罪行為をやらかした結果だからなあ……
「もしも短いスパンで繰り返すようならば、本気で黒幕を特定しないと、俺達の身も危うい。次からは、制裁前に尋問の時間を取ってくれるように頼むか」
「受けて下さいますかね?」
「多分な……。なんがしかの対価はいるかもしれないが」
シスにとっても、繰り返されて俺達との縁が切れるのは困る事だ。
だから、理由を話せば協力はしてくれるだろう。
……ただ、表向きにはハーピィが優位な同盟だ。こちらの事情による譲歩を求めるならば、何か対価を示さなければなるまい。
「今のところ、ここまで彼女らに完全に依存し、助けて貰っている側ですからね。あまりあれこれと注文も付けづらいのが現実です」
「そうなんだよな。……ああ、ハーピィ達が服は気に入っているようだから、ある程度バリエーションを用意し季節ごとに提供するのなんかどうだ」
「ああ、そうですね。今の服装では、真冬には寒そうな方がいくらかいらっしゃいますから」
「元々裸なんだから慣れてるかもしれんが」
「それでも、暖かさを知ったのであれば、欲しがる方もいるのではないかと」
「そうだな。今度、その辺りで交渉してみるか」
「宜しくお願い致します」
ハーピィ達との、というかシスとの交渉事全般は俺の仕事だ。
ラティオ殿は本来冒険者達の纏め役なんだが、俺の相談なんかも聞いてくれて、助かる。
……頭が痛い事は多々あるが、基本周辺に居る人間が陰謀策略をやらかすようなのとは縁遠いので、城に居た頃に比べれば、ストレスはあまり無い。
こっちの方がマシどころか、こっちの方が精神的には快適だ。
だからこそ、この環境を壊す馬鹿はさっさと駆逐してしまいたい。
単なる国内の強欲者であるなら、欲を出すだけ損だからさっさと諦めろ。国外の工作員なら、特定してとっちめなくては。
……たぶん、とっちめるのは俺ではないが、そう出来る材料をそろえるのが俺の仕事だな。
ラティオ殿が退室していった後、ぬるくなった紅茶を飲み干し、開いていた窓から聞こえてくる声に気づいて、立ち上がってそちらに近づく。
冒険者ギルドの二階に位置する俺の執務室から、ギルド前の集落広場が見える。
その中央には蔦と花が彫刻された巨大な鳥の止まり木があり、そこに止まったシスがご機嫌で気の抜ける歌を歌っていた。
……観客の数は、以前と変わらないな。最初のメンバーが減りはしたが、留まった人間が新たに加わったのと、あっさりシスの歌に魅了された新参者達で、数が釣り合ったのだろう。
実際、現在この集落には、娯楽らしい娯楽がシスの歌しかない上に、それがとてつもなく美声なのだから当然の光景だろう。
シスの場合は人間語の歌も軽い呪歌になっているようなのだが、あいつの機嫌が良い限りは良い印象の歌しか歌わず、褒められたり喜んで聞いてくれていればご機嫌なので、良い循環と言えるだろう。
……あとは、依存性でもない事を祈るばかりだ。いや、まああってもいいのか。
「ん?」
「ム」
ふっと視線を動かしたら、ギルドの屋根の上にアーラが居た。
俺が気づいて声を上げたのに、あっちも気づいたらしく、一旦はこちらを見たがそのままふいっとシスの方へ視線を戻す。
「……こんな所で何をしてるんだ、お前」
「見て解るでショウ。王子の歌の邪魔にならないよウ、控えているノ」
成程。
用事がないかぎりはアーラはシスのお付きのような立ち位置で常に傍にいる。シスからも頼りにされているのか信頼されているのか、あいつが一番に何かを訪ねたり用事をいいつけるのも、大抵アーラだ。
メス達は一族の長であり王であり主であるシスに心酔しているし、まだ小さな彼に大変過保護ではあるが、こうやって邪魔にならないような配慮をする事も出来るようだった。
……この短期間で、シスを除けば他のハーピィ達の誰よりも人間の言葉を理解し話せるようになっているし、用事は確実にこなす。
うん、まあ有能なんだろうな、一応。コイツ。
「ちょっといいか?」
「何ヨ」
「そろそろ冬で寒くなってきただろ。お前らの中で、着ている服では寒い、って思ってるヤツは居るか?」
「どうして私に聞くノ」
「シスが取り込み中だからだろう」
ご機嫌で歌っているシスは、俺とアーラが話している事に気づいていないし、コンサートはまだまだ続きそうだ。
どうでもいいが、かぶりつきで手を振っているシオンは、色々大丈夫だろうか。
さておき、今シスの邪魔は出来ないだろう? と言えば、アーラはとても不満そうな顔をしながらも、否定はせずに少し考え込む。
「……薄い布のヲ着てる子ハ、冷えてきた夜はやっパリ、辛いって言ってたワ」
「そうか。……ああ、そういえば雛が生まれたら、そいつらの産着も必要だな」
「ウブギ?」
「生まれたばかりの赤子用の、肌を傷めない柔らかい素材の服だよ。ハーピィだって生まれたては体が柔らかいんだろ?」
「生まれたてハ柔らかイ…。…そう、ネ。確かニ、雛の為の巣にハ、念入りに羽を敷くワ。傷がつきやすいカラ」
こいつらの巣に入った事はないが、やっぱり巨大な鳥の巣なんだろうか。
暖かくなった春に生まれるとは言え、生まれたての雛、赤子にはやはり保温が重要だ。
無事に孵っても落ちる……死んでしまう雛が多いのは、多分その辺りが親鳥達と体を寄せ合う事では不十分なせいもあるんだろう。
「そうだワ。フレーヌやグリシナガ、服がキツイって言っていたノ」
「ああ、そうだな、子供だもんな。1年も同じ服じゃあ、成長と合わないか。ちなみにシスは言っていたか?」
「イイエ。王子は今の服がお気に入りみたイ」
……やっぱり、シスだけ異様に成長が遅いようだな。
オスの方が小さい種族、と言う訳ではないだろう。
単純に、他のハーピィに比べて魔力が異常に高いせいだろうな。普通の人間と魔女くらいの差があるとシオンも言っていたから、単純に考えて普通のハーピィの倍は生きる、成長速度もそれに見合っているんだろう。
「……。…なあ、赤いの」
「何ヨ、つり目」
「ハーピィって、だいたい何年くらい生きるんだ?」
「? ……どう、カシラ。ババ様はとても長生きされているそうダケド、普通は飛べなくなるマデ生きる事なんテ、ないシ……」
「ああ、そうか野生動物だもんな。やっぱり、怪我や病気で死ぬのが多いのか?」
「そうネ」
そもそも、年齢を正確に数える文化があるかどうか。
俺達の道案内をしてくれるハーピィ達には、老鳥がいくらか混ざっているとは言っていたが、見た目ではまるで解らない。
人間のような、老いが表面化しないようだ。
「ちなみに、何歳くらいまでが雛なんだ? シス達はまだ雛か?」
「そうネ、だいたいだケド、3回か4回目の春にハ雛扱いではなくなるカシラ」
「という事は、フレーヌやグリシナは次の春には若鳥扱いか」
「ええ、もうそろそろ狩りを教えていいクライ、よく飛べてるシ、歌えてるワ」
判断基準は年齢ではなく、発達状況か。
これもある意味当然だな。人間と違って年に一回の繁殖期とは言え、発達に個人差はあって当たり前だ。
「卵を産めるようになったら、成鳥だよな」
「そうヨ」
「だいたいどれくらいでそうなる?」
「ンン……、…少なくとモ、私は10年目にはそうなったワ」
「そうか、人間よりもやや成長が早いくらいのイメージか? いやそれにしては雛の時の成長がやたら早いか……」
成長スピードが人間と同じ訳はないが。
ただ、人間よりも赤子、無力な時間が少なく、早く成熟するのは間違いないようだ。という事は、人間よりもやや寿命が短い、くらいだろうか。
シスがその倍とすると、人間よりもやや長い、くらいになるかな。
「……そういえば、お前何歳なんだ?」
アーラが成鳥なのはなんとなく解っていたが、狩りの腕前は一番とか言っていた覚えがある。
という事は、中堅どころの年齢のハーピィなんだろうか?
女性に年齢を聞くのは失礼なのは解っているが、コイツは女性というか、ハーピィであり野生動物だ。気を遣うだけ無駄だろう。
実際、それに対して特に気を害した様子もなく、ただ眉間に皺を寄せて考え込んだ。
これは怒ってるというよりは、普段数えてないものを思い出しているだけだ。
……ていうか、律儀だなコイツ。きちんと考えてくれるのか。
シスの代わりに答えなきゃ、という頭だろうけど。
「確か……、…卵が産めるようになってカラ、4回ハ…春になったカシラ…」
「は?! てことは、だいたい14?! 俺より4つも下なのか?!」
なんとかひねり出したらしい答えが、少々予想外で声を上げてしまった。
アーラに限らないのだが、現在俺が見た事のあるハーピィのほとんどは、20代半ばほどの姿をしている。
若鳥はおそらく目にしていないのではないかと思うが、全て完全に大人の姿なので、人間にしてみれば子供のような年齢だという事に、思わず驚いた。
というか、だとしたら随分早くに頭角を現したんだな、コイツ?
ハーピィの中でもどうやら若い方らしい、なのに狩りの腕前は一番でシスに最も信頼されている、アーラはなかなか優秀なのだろう。
素直に見直したが、しかしアーラは物凄く不愉快そうに眉尻を跳ね上げた。
「誰が下ですッテ!! 人間の基準デ、ハーピィを測らないでちょうダイ!!」
「あ、ああ……」
「大体、アナタが上だなんテ要素があるノ?! ほんの少し私ヨリ多く生きてるダケじゃなイ!」
「……ほんの少しだろうが、森の中で引きこもってるお前らよりは、経験は多くあると思うけどな」
「ハーピィは森の中でシカ生きられないノ!」
キィっと甲高い声でわめくアーラに普通にイラっとして、大人げなくも言い返してしまった。
ちょっと見直した先からコレだよ。
何かにつけて、俺に噛みつこうとする姿勢はどうにかならんか。
「そんなに偉そうニするなラ、さぞ沢山の卵を産んだコトがあるんでしょうネ!」
「男が卵を産めるか!! お前こそ、人間をハーピィ基準で測るな!!」
「あら、ハーピィだけじゃなク、子孫繁栄は生き物の大事ナ仕事だワ! で、どうなのヨ」
「……卵はともかく、妻も婚約者も居ないから、そりゃあ子供はいないが」
「ほら見なさイ! アナタも大したコトないジャナイ!」
「だから、人間はお前らみたいに誰彼構わず繁殖相手にする訳じゃ無いんだ!!」
文化というか、生態の違う相手との口論は不毛だ。
こいつらにとっては、自然の中で生き、血を残す事こそ最大の生きる理由な訳だが、人間はそう単純に生きていない。
子供がいっぱいいれば偉いなんて、そんな事言うやつ滅多に居ないわ。
そりゃあ、王侯貴族でなくとも、自分の跡を継いでくれる子供が居る事に越したことはないとは思うが、この場合俺には縁がないだろう。
立場上、変に血を残しても厄介事にしかならん気がする。
「……ふぅン、そう」
死ぬほど不毛な口論がまだ続くかと思ったら、アーラは突然右の翼で口元を隠し、やけに冷静な視線を俺に向けた。
思わず、すぐそばにいるのが肉食の猛獣であり、すぐそこからとびかかられたら魔法を使う暇もなく喉笛を食いちぎられる、と思い出して背筋が冷たくなる。
が、その視線には敵意や殺意のようなものはない。無論、食欲もだ。
「良い気になってられるノモ、今のうちだワ」
「は……?」
「目にモノ、見せてあげるカラ。楽しみニしてナサイ」
アーラは笑っていた。
妙に含みのある、明らかに何かを企んでいる顔で。
いったい何をしでかす気なのだと、問いを投げる前に翼を広げ、いつの間にか歌い終わったらしいシスと共に、どこかへ飛んで行った。
「……なんだ、何やらかす気だ、あいつ」
なんだか、物凄く、滅茶苦茶に、嫌な予感がする。
妙な事をしようとしても、シスが止めてくれるとは思うんだが、あいつも当たり前だがハーピィ優先だしな……
とりあえず、当初の交渉の対価はおおよそめどがついたし、シスと今度改めて相談してから、本国の方に頼むとしよう。
……追々、ペナルティー回数をリセット、もしくは減らせる何かが見つかれば一番良いのだが。
尚、アーラも卵を産んだことは無い。
密輸をもくろむ人が、国内なのか国外なのか。益を取ろうとしているのか、仲たがいを目的にしているのか……それで随分意味合いが変わります。
どれにしても、突き詰めると森に居る人間が危険なので、じゃけん犯人は見つけないといけませんねー。




