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吾輩は猫では無い  作者: 六月
3/15

猫爆誕それから2 夢の中

別の小説が五万文字達成記念にアップです

  多分これは夢の中だろうが、会いたかった人物が目の前で土下座をしている。


「おう、にゃの女神」


「すいませんでした猫さん」


 オレはしゃがんで昔の学ランを着た猫様な感じになっている。


「説明せい」


「寝不足のハイテンションで資料を作ったら、種族と名前を間違えて猫にしてしまいました」


 その言葉を聞いた瞬間に頭に目掛けてパンチを繰り出すが、恍惚とした表情になる。

 え、女神ってマゾかよ、と思って引く


「あ、いえ、違いますよ私はマゾじゃないですよ」


 女神が慌てて言い訳をする。


「じゃあなんだよ」


「猫さん手がプニプニで柔らかいので」


 爪を立て様とすると女神が再び謝る。


「ごめんなさい」


「猫から人にしろよ」


「もう一度死んでもらえたらいいんですが、猫さんはすごい加護付けちゃったので難しいです」


「パンーチ」


「ふぎゃ」


 顔にパンチをぶち込んだが、やはり女神は嬉しそうな顔になる、やっぱりマゾじゃないのか?。


「他になる方法無いのかよ」


「魔法か進化すれば人型に成れるはずです」


「随分と曖昧だな」


「管理はしているのですけど、それは違う人が担当なので詳細はあまり知らないです」


「うーんまぁいいか、人に成れるならと言うか偉く半端に猫なんだかなんでだ?」


 そうオレは人の言葉だけじゃなく動植物の言葉も理解して喋れる上に猫なのに二本足で歩行できるのだ、しかし姿は猫なんだよ。


「私が猫の姿の人間をイメージしちゃったので、姿は猫中身は人間見たいに出来ちゃいました」


 説明を受ける度にオレはダメージを受けるていく。


 女神がそわそわしているとオレに襲い掛かって来た。


「ああ、我慢出来ません、ニャー、ニャー」


 とオレをモフリ始める女神、力無くされるがままになっていくオレ、早く人間になりたい。

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