猫と妹と義妹
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12/11 描写追加
何故かユーリはノーを妹分にした事が気に入らない様でおかんむりだ、一方のノーはユーリが恐くて俺の後ろに隠れる、するとユーリが更に睨みを鋭くする悪循環に陥っている、何故こうなった?
こんな雰囲気の為に俺達に教室に声を掛けてくる勇者は居らず異様な雰囲気の中、教師が来て入学式を行う講堂に引率された、幸い縦三列に椅子が並んでいたので俺を真ん中にして左右にノーとユーリが座る、流石に入学式の間は静かにしていた。
どうにか無事に入学式が終わって教室に戻ってくる、教室の席は大学の様にフリースタイルを取り入れていて好きな所に座ることが出来る、俺は早速に一番後ろ窓際の席に座ろうとしたら、その後ろをちょこちょこ付いてくるノーとユーリ、あれ?お前ら仲良いなと思ったのだが、俺が窓際の席に手を掛けようとしたら隣の席に座ろうとする二人、ユーリはノーを睨むそして、睨まれたノーは俺の後ろに隠れる、入学式の前の再現される、何故俺の隣が良いのか解らないが、兄離れ出来ない妹と人見知りが激しい妹分だからしょうがないのかと、ユーリ達が座ろうとした隣の席に座るとノーは窓際に座り、ユーリは廊下側に座る。
あれ、息がぴったりだな、合図なしに二人は席を座った、二人が座ったことで教室の空気が動き出した様に各々席に座っていった、教室に担任教師が入ってくる
担任教師の風貌はぼさぼさの髪に濃いめの黒のローブを着た女性だった、教壇に立って名前を黒板に書いていく、ジュール・ベンヌと書いてこちらに振り返って言い放つ。
「ガキ共、私が担任のジュールだ、私がお前達に望むことは成績はそれなりでいい、悪さをして担任の私に迷惑を掛けなければ自由に学校生活を楽しめ以上だ、後はえーと、お前が進行役しろ自己紹介してからここにクラス委員を決めさせろ、私は教員室に戻る」
適当に前の席に座っていった生徒を指名して教室から出て行く、指名された生徒は唖然としてから空気を読んで前に出て教室の前から自己紹介をしてくださいと言う。
それから全員自己紹介を済ませ次にクラス委員を決める事になる、六歳児に放置する教師とは凄いな、どうにかこうにか指名された生徒が自己紹介の進行とクラス委員を決めた頃にジュール先生が教室に戻ってくる。
「よーしガキ共、決まったようだな、今日は授業が無いからさっさと寮に帰れ寄り道はするなよ、以上解散」
ジュール先生はそう言ってまた教室から出て行く、生徒達は各々帰って行く帰宅の準備しているとユーリとノーが近付いてくる。
「ネコにー様、一緒に帰りましょ」
「そーだな、あ、ノー帰ったら昼だろヤーと一緒に飯食いに来いよ」
「う、うん」
俺とノーの会話を聞いたユーリは持っていた鞄を落として俺に問い詰めてくる。
「にー様、私を差し置いてこの泥棒猫と食事するですか」
「何怒っているんだよユーリ?、ノーの兄妹は飯に困っていたから俺の部屋に誘って飯を食べただけだよ」
「わ、私はまだお部屋に誘われていないです、なのにこの子は部屋で食事に誘われたです・・・あは」
あ、ユーリの目がドロリ濁ったような感じになった、昔から俺の回りに女の子居たときはこうなるから少々面倒くさいだよな。
「ゆ、ユーリも来るか?」
とりあえずユーリにフォローを入れると、瞳に光が戻って来て満面に笑みを浮かべると周辺にいた男子生徒は惚けた表情になる、ユーリは可愛いからもてるだろうが、当の本人は兄離れ出来ない妹為に実家にいた時はずーと俺の後ろを引っ付いてきたから、周囲の男子に興味が無いのかと考えてしまう。
「はい、行きます」
「フーに行き先を言っておけよ、ノーも一度寮に帰ってから二人一緒来いよ、俺はヤーと一緒に先に戻って飯を用意しておくから、二人とも仲良くしろよ、じゃあな」
教室を出て丁度隣の教室からヤーが出て来るので声を掛けて、昼飯の件を話しながら寮にいたる道のりを歩く、ヤーは申し訳ないと言ったが俺の妹も来るから多少人が増えても構わないと伝え寮に辿り着いて、手早く着替えを済ませる。
調理場に立つとドアがノックされる、声を出して鍵は開いてると事を伝えるとヤーが部屋に入ってくる調理場にヤーが来て手伝える事が無いか聞いてくるので食卓の準備をして貰うことにした
そうこうして料理が出来上がる頃のに言いつけ道理にノーとユーリにフーが付き添いで俺の部屋を訪ねてきた。




