猫爆誕
思いつきプロットなし、構成なし
備蓄なし、ナイナイ
もし、続きを読みたいかたがいましたら
ご一報を 改変
嗚呼、帰りたい空を見上げ呟く。
何でこんな所にいるんだろうオレ?
「猫さん、いましたよ」
「猫じゃねえ、根古だ」
「だから猫さんですよね」
「字が違うー」
耳が長い少女が言った。
ああ、そうさここはファンタジーの世界でエルフの女子と冒険中さ。
ここまではいいさ、可愛い女の子と冒険なんてスゲーファンタジーやってるって気分になるよな。
しかし
勘のいい人はお気付きかもしれないがオレの姿は身体中ふさふさでしっぽがありぴょんと生えた耳そしてニャーと叫ぶ動物。
そう猫だ。
何で猫が語るかってまあ聞け、あれは少し前
***
何もない空間に一人の少女が立っている、近付いて行こうとするが足が動かない?
首は動かすことが出来るようだから足元を見ると2本の足が、いや体もない!?
「貴方は死んでしまいました、でも安心して下さい今なら異世界に転生できます」
いつの間にか少女は近付いて来ていた、ああ、オレ死んだのか、だから体もないのな、だったら
「いや、いらね」
「ハイハイ、では異世界にっえーー、なんでですか?異世界ですよ」
「いや、死んだんなら別に無駄に足掻こうと思わない、と言うかオレ何で死んだ?」
「隕石が落下してきて直撃しました」
「うーわ、スゲー確率だな」
「いえ、狙いを定めて撃ちましたから」
「隕石って誰が撃ったの?」
「はい、私です頑張って手頃な隕石を探すのに苦労しました」
少女は殺りきった顔をで威張るが。
「あんたのせいで死んだのか」
「違うんです、あれは間違えて・・・ああ」
この少女、いきなり爆弾発言しやがった。
「間違えた‼ふざけんな生き返らせろ」
「すいませんごめんなさい許してください、・・・実は地球は今人口過多でして倍率が高過ぎなので、しかも私地球担当じゃなく異世界担当なので地球担当の人は長期休暇入っちゃて地球の役回りを分担してるのですが私も休みほしいです最後の休み何時だった覚えてないぐらい前、グチグチ」
途中から愚痴になってるぞ、しかも理由が最近家にも帰れてなく不眠不休で働いていたら、おかしなテンションになって処理をしたら間違えたと、おいブラック企業か神様は
「それで間違えたから、担当の異世界でと」
「はい、もうこの際、転生してくれるのでしたら大盤振る舞いしますよ」
今も寝てないからテンション高いな、しかしなにか特典くれるのなら転生してもいいか
「特典の内容は?」
「邪神とか」
「却下」
「え~、じゃあ女の子に興味は?」
「ある」
男だからな一度は夢にも観るさ
「良かった~、そちら方面で」
少女は意見を聞きながら記載していく
「それではお名前と種族は」
「根古で種族は人、赤ん坊からで家族は金持ちがいい」
「ハイハイ、お名前と種族で完成です、では早速いきますよ」
光に包まれる、そして目を開くと赤ん坊が横に眠っている広い部屋で目が覚める。
赤ん坊だから動けないと思ったが手足は思いのほか自由に動かせるな・・・なんじゃこりゃー!?
ふさふさの手足がある、ちょうど鏡が見えるから自分の姿を見ると・・・orz
あ~の女神、また間違えやがった。
オレの姿は根古では無く、猫だった。