第1話 武器
修正や改稿案、感想、レビューなど頂けるとありがたいです。1高校生が書くものなので拙さが出ることもあると思いますが何卒。
「えーと、ここどこだ?」
見渡すと、1面岩肌の壁。目の前には、立て札と各種武器が1本ずつ。---剣、刀、戦闘斧、恐らく魔杖、恐らく戦闘杖、槍、三叉鉾、弓、ボウガン、楯、大盾、etc…
立て札には読みづらい字で、
"好きな武器を1つ選んでも良い。選んだら先へ進め。選ばなかったなら全ての壁を順に1回ずつ2周さわれ"
と書いてあった。なお部屋の広さは高校の体育館程である。
「選ばないことも出来るのか…先に壁に触れてから武器を取るのは…止めておこう。」
選ばないなら、ではなく選ばなかったなら、である。恐らくどちらも、はしてはいけないのだろう。
「どうしようかな…。」
(武器があるからには戦闘するよなぁ)
武器を見ていく。
(選んでも、てことは戦いは絶対あるよなぁ)
鈍く光る剣。いかにもな刀。重そうな戦闘斧。
(何ともなぁ)
とても長く見える槍。魚人が持っていそうな三叉鉾。誰でも的を射れそうな弓。
(いまいちピンと来ないなぁ)
4/5程まで来てようやくしっくり来る武器があった。
外反りナイフ。
手に取る。途端に、ガコンと音がして地面が揺れる。
「なんだ?」
超スローペース更新になると思いますが、どうぞよろしくお願い致します。