表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/17

僕に秘められた能力…?

「おい、いつまで寝てるんだ!椅子ごとひっくり返すぞ!」

食堂の親父のバカでかい怒鳴り声で目が覚めた。凄い効果のあるが全く有難くない目覚ましである。現在時刻は5時30分。いつも7時10分に起きていた僕にとっては早すぎる朝だ。

「泊めてやったし、飯代もツケてやってるんだ。手伝え!」と強引に掃除の手伝いを押し付けられた。死神さんと一緒に掃除をしながら、自分にはどんな能力があるのかと想像を膨らます。

異世界に飛ばされてこんな酷い扱いを受けている可哀想な僕だ。きっとチート級の能力があるんだろう…

「おいゴルァ!ボケーっとしてたら朝飯食わせねえぞ!」

本当にやかましい親父だ。そして本当に可哀想な僕だ。

掃除を終えると、貧相な朝ごはんを食った。こんなので働ける訳ないだろうが。


そして迎えた朝9時。僕の秘められし能力が目覚める時である!

「おはようございます。キタノさん。あの食堂の長ベンチはこのギルドに来たばかりの人がみんな1度は寝るところなんです。そう考えるとそんなに悪くないでしょう?」フランツィスカさんが何やら水晶球の様な物を持って、こっちに向かって歩きながら声をかけてきた。

あの水晶球が僕の能力を目覚めさせる道具なのだ…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ