やっと見つけたギルド
結局、「仮登録手続き課」と言うのが一番近くにあったし、名前もそれっぽかったのでそこに行った。
そこで必要書類に色々書き込んで、面倒な手続きをする。その書類には「貴方は新派魔道士、旧派魔道士のどちらですか。どちらでもない場合は記入しなくてかまいません。」と云ふとても気になる質問があったが、これがなんなのか聞きそびれてしまった。
まあ、そうこうしてやっとギルドに入れることになった。しかし、給与は出来高制。駆け出しである僕らにとっては給料ほぼゼロ状態だ。こんなんじゃマイホーム保有なんて夢のまた夢、明日の飯にも困るレベルである。まあ、仕事で経験値を集めていずれは立派な勇者に...
この異世界では、ギルドでモンスター退治などを本業とする人々が存在する。彼らの職業の名は彼ら自身の経験値で変わる。最底辺が今の俺「新入り」。その次は初めて武装が許される「冒険者」。そしてその後は自身の特技によって「剣士」「魔導士」「槍師」「弓師」「銃士」となる。最終的には「勇者」となって悪の組織を倒すのだ…!!
と勝手な妄想を膨らませていたが実際そんな事は無かったのである。
この後僕は、ご飯を食べている時にこの異世界が僕のよく知ってるゲームに出てくる定番設定の異世界とはまるで異なることに気づくことになる…