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燐のごたごた日記  作者: 実燐
7/7

7


リュウ 「りょ―かい。じゃあ、6時にお店に集合な。」


リン 「龍を仕留めたいと思うんだが、協力してくれるか?」


アズ 「もちろん。いこ」


俺たちは、龍の祠と呼ばれるところに行くことにした。


リン 「2匹出てきたな。アズ、この魔法覚えてみろ。いくぞ、『絶対零度』」


1匹はこれにより倒れた。


アズ 「すごい...」


リン 「この魔法は、モンスターの脳みそだけを凍らせるんだ。アズ、やってみな。」


アズ 「『絶対零度』」


発動はしたのだがそれは龍全体を凍らしてしまった。


リン 「全体凍らしてもいいんだけど、それだと魔力の消費が大きいからさ。部分的に狙えるようにがんばろうか。アズ、魔力後どのくらいある?」


アズ 「あと、全体を凍らせたとして3回かな。」


リン 「わかった。」


龍が5匹出てきた。


リン 「俺が4匹倒すから、アズは1匹頼む。」


アズ 「了解。」


リン 「じゃあ行くかな。『絶対零度』」


4匹は倒れていく。


アズ 「私も『絶対零度』」 


1匹が倒れる。


アズ 「リン見てできたよ。」


そこには、外傷のない龍が、


リン 「アズ、すごいな。」


そう言って、頭をなでてやる。頭をなでるのは俺の癖だ。アズは嬉しそうに見えた。


リン 「この7匹持っていくか。」


アズ 「どうやって?」


リン 「こうやってだよ。『ボックス』」


目の前に大きな箱が現れる。俺は、その中に慣れた手つきで龍を6匹しまう。


アズ 「私も『ボックス』」


小さい箱が出てきた。


リン 「これは、魔力の使い方をもっとしっかりしないとだめだ。」


アズ 「...ん。がんばる...」


リン 「そろそろ時間だ。帰るか?」


アズ 「うん。」




6時


リン 「お前ら早いな。」


リュウたちは、モンスターを15匹狩っていた。


リュウ 「リンたちは、何匹倒した?」


リン 「7匹だよ。」


ナツキ 「なんか、すごいレベルが上がってるんだけど...リンたち何してきたの?」


リン 「リュウたちは、βテストの時に1回行ったから覚えてるかもしれないけど、龍の祠に行ってきたんだ。たぶんそのせいだね。」


リュウ 「ということは、リンたちが倒してきたのは龍なのか?」


アズ 「...ん」


ユウキ 「すごいです。」


タカシ 「その龍はどこにいるんっすか?」


リン 「ここだよ。『ボックス』」


7匹の龍を出した。


セイラ 「すごいわね。ていうか、あの祠って私たちがランク200オーバーのときに行ったところよね。」


リン 「いい魔法があるからそれを使ってみた」


リュウ 「お前が規格外なのはわかったから。で、ランクいくつまであがったんだ?」


リン 「85」


アズ 「68」


リュウ 「お前らおかしいからな。85なんてあったら余裕で30層までいけるだろ」


リン 「念のためだ。問題ないだろ。スキルと称号がついたしな。晩飯作るから待っててくれ。」


「「「「「りょうかい」」」」」


アズ 「手伝う...」


リン 「助かるよ。ありがとう。」


アズ 「...ん」


リン 「じゃあ、アズは料理を作ってくれるか?」


アズ 「わかった。リンは何するの?」


リン 「俺は、龍やあいつらが狩ってきてくれたモンスターの皮とか剥がないといけないからな。」


アズ 「わかった。」


俺は、調理台でリュウの鱗を剥ぎ始めた。


リン 「これ、防具とか武器に使えるかもしれないな。」


俺は、鱗を剥ぎながらそんなことを言っていた。



2時間後


アズ 「リン、できたから味見してみて。」


リン 「うまいな。アズは料理うまいな。うらやましいよ。」


アズは、うれしそうだ。


リン 「料理できたから降りて来い。」


「「「「「はーい」」」」」


リュウ 「今日もリンが作ったのか?」


リン 「いや、今日はアズに頼んだよ。」


タカシ 「それにしても、リンとアズの料理って同じ感じがするっすね。」


アズ 「リンの料理の真似したから...」


「「「「「「「「ごちそうさまでした」」」」」」」


リン 「みんなに武器作るんだが、アズ一緒に来るか?」


アズにこっそり聞いてみる


アズ 「もちろん。手伝えるなら手伝う。」


リン 「ありがとう」


そして、今日から夜は武器作りをするのであった。





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