9人の戦士
これは、夕方の川原での話・・・
「なんだこれ・・・?」
俺、吉村は驚きを隠せずにいる。
何故なら、俺の目の前で中学生くらいの少年たちが
野球をしていたのだ。
いや、普通に野球をしているんじゃない・・・
これは、まさに
「プロか・・・」
少年たちを見ていると、マネージャーらしき少女に
声をかけられていた。
「どうしたんですか~?」
「いや、練習がすごいなって」
これは、うそ偽りのない心からの声だった・・・
そういうと、彼女は・・・
驚くべきことを口にした
「当然ですよ~。全国ナンバー1のチームなんですから」
はい?今なんて言いました?
全国ナンバー1?
「チームの紹介をしますね~」
俺が驚いていると、彼女はそういった
「まずは、投手の渋谷くんです。」
投手か・・・
うちにもっとも必要な人材だけど・・・
実力はどんなもんかな?
振りかぶった。
綺麗なフォームだが、
トルネード投法か!!
「ばしィんっっっっ」
なっ
「彼は、うちのエースですから。」
これは、ほんとに中学生か・・?
「彼のデータは?」
「えっと・・・」
彼女は、かばんの中を探り出した。
手にはノートが
「これです。」
「何じゃこら・・・」