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ぷろぺら殺人事件  作者: ハイダウェイ
8/16

第8章

この章の登場人物


白井ばにぃ グルメウイーク記者

キリ(キリ) キリカフェオーナー

あずさ(ぷろぺら)

猫山(猫目) ぷろぺら幼馴染

「猫山さんって どんな人かな? あっ・・・あの角を曲がった所だ」


「電話の感じでは 優しそうな人だったよ・・・あの人じゃない?黒いコート着てる」


「猫山さんですか? どうも初めましてキリといいます どうぞ乗ってください」


「なんかヤバそうな話なんですよね?」


「猫山さんは ぷろぺ・・・あずささんから何か聞いてませんか? 

 誰かに狙われてるとか?」


「そんな話はしてなかったなぁ彼女・・・先週だったかな皆でカラオケにでも行こうって

 電話でで話してたんですよー 予定だと明後日ビッグエコーの前で待ち合わせなんだ

 けど・・・そういえば 今東京に行ってるんじゃないの?彼女」


「東京に行くって言ってたんですか? 何しに行くとか言ってませんでしたか?」


「なんか調べたいことがあるとか・・・えっと・・・あれはいつだっけかなぁ?

 こんな事があったんですよ・・・・・・」


回想シーン


ぷろぺら

「わたし ひょっとしたら結婚するかも・・・」


「そうなんだ!おめでとう で、相手は誰なの? 俺の知ってる人?」


「知らない人だよ・・・東京の人なんだけどね 実はネゲットしちゃったんだ

 だから彼の事まだよく知らないんだよねー」


「ネゲットって ははは マジかよ? もちろん会ったことはあるんだよな?」


「当たり前じゃん! 何度か会って・・・結婚したいなぁって・・・でも、彼はどう思って

 るのか分んないんだけど」


「そうなんだ・・・で、どんな人なの?」


「優しくて かっこ良くって・・・」


「そうじゃなくて 何やってて どこに住んでて・・・そういう意味」


「・・・・・・知らない でも今度会った時 後着けてみようと思って・・・」


「どうする? 子供が待ってる家に帰ったりしたら?」


「その時は・・・諦めるよ・・・でも 絶対そんな事無いと思う」


「まあ 頑張れよ! 応援してるから・・・俺じゃダメなんだよな?やっぱ・・・」


「ゴメン・・・あんたとは幼馴染だし・・・ひろ子に悪いもん」


「ひろ子は関係ないって! 俺はなんとも思ってないし」


「まあ・・・そういうことだからさっ わたしの幸せを祈っててよ ははは」


回想シーン終わり


「こんな感じでした それで先週東京に行くって電話があったから・・・」


「実は・・・彼女殺されてるかもしれないんです・・・東尋坊から落とされて・・・」


「まさか!・・・・・・」


「この事は あずささんのお母さんには絶対に言わないで下さい! まだ決まった

 わけじゃないんです」


「わかりました・・・何か分ったらこっちも連絡しますよ なんかかなりヤバイ事件

 みたいですね?」


「色々お話したいんだけど・・・知りすぎたらあなたにも危害が及ぶ可能性があるんです」


「そうなんですか・・・じゃあ連絡はメールでします お二人とも気をつけて」



__BGM___



「何となく彼女が狙われた理由が分ってきた」


「ソミスの後を着けて行って 何か見ちゃったのよ それで・・・」


「次はなんていう人だっけ? 連絡は取れた?」


「苗字は分らないんだけど・・・もら助さんっていう人・・・住所はこれ」


「ちょっと遠いね・・・今からだと大変だから 明日朝から出かけよう」


「今夜はどうするの?」


「さっき駅前のブエナビスタホテルを予約しておいたよ ツインでよかったよね?」


「うん・・・」

(心の声)

{うあーーーーー!! 絶対まずいよー 同じ部屋なんて! どうしよう・・・

 ドキドキしてきた うん これも運命なんだわ きっと神様の思し召し(おぼしめし)

 でもこれって 親和性欲求ってやつじゃないのかなぁ? 

 お化け屋敷で恋が芽生えるみたいな・・・冷静に! 冷静にならなきゃ・・・}


__BGM___




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