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ぷろぺら殺人事件  作者: ハイダウェイ
6/16

第6章

この章の登場人物


白井ばにぃ グルメウイーク記者

キリ(キリ) キリカフェオーナー

キワミ(キヮミん)ぷろぺら有人


男 未定

男2未定

__BGM__


「キワミさんいい人だったね 写真まで持ってきてくれたし・・・」


「どこがいい人よ! 酷いことばっかり言ってたじゃない!」


「そうかなぁ・・・それよりツイッターの方の動きはない?」


「うん・・・反応があったのはキワミさんだけだよ・・・あっ・・キワミさんからDMだ

 えっと・・今日はゴメンね酷い事言って 幸せそうなカップルを見てると意地悪したく

 なるの それよりさっきから家の外に変な人たちが居るのよ・・・怖いなぁ・・・ 

 って書いてある なんだろう? 大丈夫かな?」


「一度電話した方がいいよ ひょっとして彼女をトラブルに巻き込んだんじゃないかな?」

 

「今かけてるんだけど・・・繋がらないよ まさか何かあったんじゃ?」


「彼女が言ってたソミスが入ってる組織って言うのが気になるな・・・

 いったいどんな組織なんだろう?」


「そういえば放送で時々変な歌を歌ってたよ・・・何だったかな・・・フリー・・・」


「まさか! その名前は口にしないほうがいい! ソミスは放送で言ってたのかい?

 その名前を」


「ええ・・・ そんなヤバイ事なの?」


「放送で言えるなんて ひょっとしたらかなり重要なポストに居るんじゃあないかな?

 ぷろぺらさんはそれを知ってしまって消された・・・だったら・・・・」


「だったら? まさか・・・このまま手を引くっていうんじゃないでしょうね?

 わたしは嫌よ!このままにしておくなんて・・・絶対真実をみつけなきゃ」


「相当危険だよ・・・それでも平気?」


「キリさんが嫌なら わたし一人だってやるわ!」


「そこまで覚悟してるなら・・・わかったボクも協力するよ 最近ちょっと暇を

 もてあましてたところだ」


「よかった・・・一人でやれよって言われたらどうしようって思ってた・・・」


「ばかだなぁ・・・女の子ひとりに押し付けて帰るなんて出来ないよ」


「あっ・・・キワミさんから電話だ! はい もしもし大丈夫ななの? いまどこ?」


キワ

「ヤバイことになってるのよ! あなたたちも早く逃げて! わたしは拉致されそうに

 なって思いっきり逃げたのよ こうみえて陸上やってたんだ

 いま港の倉庫に居るの・・・わたしの事は大丈夫!それよりそっちにも行くはずよ

 あいつら私の行動を見張ってたみたい あっ・・・人が来た!切るね」


「キワミさん!・・・切れた・・・」


「彼女なんだって?」


「組織がこっち来るから 早く逃げてって・・・そう言って・・・」


「すぐここを出よう! 君の会社の車を使わせてもらおう・・それとこのPCも持って

 行こう・・・」


「どこへ行くの? こんな時間から」


「もちろん長野さ 何かわかるかもしれない」


ピンポーン(チャイムSE


「くそっ!もう来たみたいだ・・・どうする?」


「隣が空き家なの・・・ベランダからそっちへ行けば・・・」


「よし!君は先に行ってるんだ ボクが奴らを引きつけておく 早く行くんだ!」


「わかった・・・大丈夫なの?」


「大丈夫 いい考えがある 早く行って・・・・」


ドンドンドン(ドアを激しく叩く音SE


「はーい 今開けます どちら様?」


「お届け物ですよー あっ・・開いた! くそっ!ドアガードかけてやがる! 開けろ!

 おいカッター出せ ノロノロすんな!」 


男2

「開きました! ヤロウなめやがって・・・・どこへ隠れやがった・・・」


「トイレもクローゼットも探せ! 絶対に居るはずだ 何せマンションの10階だからな」


男2

「全然見つかりません まさかベランダとか・・・あっ!隣との間のボードが割れてる」


「隣へ逃げやがったのか? そっちも探せ!」


男2

「ダメです・・・もぬけの空です こっちに居る間に逃げたようで・・・」


「すぐ追え! まだそんなに遠くには行ってないはずだ!」



__BGM___



「まだドキドキしてる・・・大変なことになっちゃったね」


「まさかこんなに早くアッチが動くなんて・・・でもこれでソミスが動いていることが

 わかった やっぱりぷろぺらさんは殺されたんだ」


「警察にいった方がいいのかなぁ・・・」


「いや これが例の組織なら警察幹部にもメンバーが居るはずだ 向うの思う壺だよ」


「私たちだけでやるしかないのね・・・出来るかしら?」


「出来なきゃ・・・終わりさ」


__BGM___(ジャズ





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