第3章
この章の登場人物
白井 グルメウイーク記者
キリ(キリ) キリカフェオーナー
DJソミス(ソミス)
__BGM__(赤門・ジャズファンク)http://pureladio.web.fc2.com/
ば
「あのー・・・ここ座ってもいいですか?」
そ(心の声)
{何? この女の子・・・結構席空いてるのに・・・にしても可愛いなー}
「どうぞ・・・この辺の人ですか?」
ば
「東京から来ました あの・・・お連れの方が事故にあわれたとか・・・・」
そ
「??? 何で君が知ってるの? 警察の人?」
ば
「違うんです! 今日喫茶店で偶然話を聞いちゃって・・・男の人が白いスーツを
着てたって言ってたから・・・ ゴメンなさい 突然こんなこと言って・・・」
そ
「まあ・・・いいですけどね でも あなたには関係ないでしょ?」
ば
「その・・・なんていうか・・・わたしあなたのこと知ってるんです! ソミスさん
ですよね? ニセラジオの」
そ
「あー あの店員が言ったんだ・・・そうだけど・・・知ってるんだ? 俺のこと」
ば
「いつも聴いてるんです・・・結構音楽とか好きなんで・・・それで落ちた人って
リスナーさんなんですか?」
そ
「まあ・・・そんなとこかな・・・気になるの? でもプライバシーのことだから
あまり詮索して欲しくないよね 悪いけどそろそろ帰るんで・・・」
ば
「すいませんでした」
__BGM__音量上げ
キ
「凄いねー君 いつもあんな感じなんだ? で、何か収穫あったの?」
ば
「何も無いけど・・・ただ 何か隠してるのはわかった・・・これってひょっとして
事故じゃなくて 事件なんじゃないかな? 」
キ
「何でそう思うの? 記者としてのカン? でも良くないよ 人をそんな風に詮索するのは
それに 相手の女性の遺体も見つかってないって言ってたんだし・・・彼の狂言って
事もあるよね? 警察に任せておけば?」
ば
「わたし・・・エディンバラが好きなの・・・」
キ
「エディンバラ??? スコットランドの?」
ば
「そう・・・それでエディンバラといえば ホームズでしょ? コナンドイルの・・・」
キ
「・・・だから?」
ば
「・・・・そういう事なのよ 血が騒ぐのよ・・・探偵としての血が・・・」
キ
「はぁ?・・・酔ってる? 送ろうか?ホテルまで」
ば
「酔ってないよ! それよりわたしの話を聞いて・・・ワトソン君・・・」
キ
「ワト・・・完璧に酔ってるね・・・」
__BGM__
ば
{わたしの記憶はそこまでだった 気がついたのは彼の知り合いがやってるホテルの
ベッドの上・・・服は?・・・着たまま・・・あー やっぱ飲みすぎたんだ
彼に悪いことしちゃったな きっと迷惑かけたんだ どうしよう・・・怒ってるかも?
そうだ・・・これからキリカフェにいって謝らなきゃ・・・あー また二日酔いだ}
カランカラン(SE http://sdin.jp/browser/board/shogi/ (レベル1クリック音)
キ
「いらっしゃいませ!・・・あー君かー 大丈夫?だいぶ酔ってたみたいだけど」
ば
「昨日はゴメンなさい! わたしきっと迷惑かけたんじゃないかって・・・」
キ
「そんなことないよ なんか変な事は言ってたけど・・・ホームズだとか・・・
突然人が変わったみたいになったんで ちょっとビックリしたけど」
ば
「ごめんなさい!それ癖っていうか・・・事件があると妙に血が騒ぐって言うか・・・
実は祖父が探偵だったんです その血を引いてるんだと思うんだけど」
キ
「そういえば 昨日”ぁずにゃん”の話をしたでしょ? あのファイル譲ってもらえないかな?
ちょっと気になる事があるんだ・・・」
ば
「気になる事?」
キ
「ボクはひょっとしたらぷろぺらさんってDJ 女なんじゃないかって・・・
実は一度だけ放送中に女の人の声になった事があったんだ 本人はボイスチェンジャー
で女声出したとか言ってたんだけど・・・その時リスナーからのレス(書き込み)に
ぁずにゃんそっくりだって書かれてたんだ 本人は笑いながらディスってたけど・・・
その時の声が忘れられなくて・・・」
ば
「その録音ファイルは持ってないの?」
キ
「残念ながら・・・録音はしてなかったんだ でも君が持ってるのを聴けば 何かわかるんじゃないかって思って」
ば
「わかった 帰ったら探してみるよ もしその落ちたっていう女性がぁずにゃんで
しかもぷろぺらさんだったら・・・今後配信が無くなるって事よね?」
キ
「今日がぷろぺらさんの放送の日なんだ・・・10時からだから・・・
もう始ってるはずなんだけど・・・ドルフィン(再生ツール)の自動再生は反応してない
ひょっとすると・・・ボクの言ってるのもあながち間違ってないかも?」
ば
「ねえ・・・事故の現場行ってみない? ひょっとしたら何か手がかりがあるかも?」
キ
「よし 行ってみよう・・・なんか面白くなってきたな 今日は店じまいだ」
ば
「わたしたち・・・もしかしたら危険な事をしてるのかも? 大丈夫かな?」
キ
「まだ事件って決まったわけじゃないんだし・・・事故だっていう可能性だって・・・」
ば
「やっぱりあなたも事件だって思ってるんだ! そうよね わたしにはわかるの・・・
こういう風に血が騒ぐ時は必ず事件なのよ・・・じゃあ 行きましょう!
ワトソン君 君の車で行こう・・・」
キ
「あ・・・また人格変わってる・・・・」
___BGM___http://pureladio.web.fc2.com/




