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ぷろぺら殺人事件  作者: ハイダウェイ
2/16

第2章

この章の登場人物


白井ばにぃ グルメウイーク記者

キリ(キリ) キリカフェオーナー

マスター

(デブ声でぷろぺら)

__BGM__ジャズhttp://pureladio.web.fc2.com/


「ゴメンねー オオタ巡査が帰ってからだったから 結構時間かかちゃったけど

 これから帰るの? 6時間だっけ?」


「こちらこそ 色々見せてもらって・・・東京にもこんなカフェがあったらいいのに

 もう8時まわったから・・・もう1泊していこうかなぁ  明日はオフだし」


「そうしたら? じゃあボクが晩ご飯ご馳走するよ! この近くなんだけどスペイン料理の

 美味しい店があってね  新鮮な海の幸を使ってるからきっと気に入ると思うよ」


「えー! ホントですかぁ じゃあ そっちもちょっと取材して・・・よし口実は出来た!

 明日は東尋坊とうじんぼうにでも行ってみようかなー

 そういえば さっきの事件だけど・・・ねとらじの関係者なのかしら?」


「DJなのかリスナー同士なのか・・・その辺がわからないから・・・

 君はよく聴いてる方なの?」


「そんなでもないけど・・・時々かな? 好きなDJさんのは必ず録音してるんだけど

 キリさんも 聴いてるって言ってたね? どんなの聴いてるの?」


「色々だけど・・・萌え声とかはあんまり聴かないかなぁ・・・ちょっとマニアックな

 感じの・・・たとえばぷろぺらってDJの放送とか」


「あーっ! 知ってるその人! 何度か聴いた事があるけど・・・男の人だっけ?」


「多分そうだと思うよ・・・伊集院的な声質って感じかな? なんか話が合いそうだね

 じゃあそろそろ出かけよう 僕が車を出すよ それと泊まるのは知り合いのホテルが

 あるからそこ使えばいいよ」


「なんか 何から何まで・・・ありがとう」

(心の声)

{編集長に文句言っちゃったけど・・・こんな良い事あるなんて!

 6時間もかけて来た甲斐があったって感じかな? 恋が芽生えたりして・・・}


__BGM___スペイン風



「美味しかったぁー こんなに美味しいパエリア食べたこと無い!

 写真もたくさん撮ったしー ホントありがとう! なんてお礼を言ったらいいか・・・」


「お礼なんて じゃあ・・・もう1軒付き合ってくれる? 知り合いのバーがあるんだけど・・・生演奏とかしてて結構いい感じなんだ 東京じゃ珍しくも無いだろうけど」


「わー 行ってみたい! それにさっきのサングリアだけじゃ ちょっと物足りないって

思ってたの いいのかなぁー仕事で来てこんなに楽しんじゃってー」


(心の声)

{お酒ホントはそんなに強くないんだけど・・・もっと一緒に居たいし・・・

 あれ? わたし酔ってるのかなぁ・・・どうしよう・・・誘われたりしたら

 断れないよー}


__BGM___(赤門・ジャズファンク)http://pureladio.web.fc2.com/


「どう? いい店でしょ? バンドもイカしてるし」


「凄い! 演奏めっちゃカッコいいんだけど・・・

 ねえキリさん・・・あそこの人なんだけど・・・お巡りさんが言ってた人なんじゃない?

 白いスーツなんてあんまり着ないよね?」


「マスター あのお客さんなんだけど・・・よく来るの?」


マスター(特別出演 太っちょぷろぺら)

「いや 初めてのお客っすよ さっき聞いたら東京から来たって言ってましたけど・・・

 妙に音楽に詳しくって 何でも音楽番組とかやってるみたいっすよ なんだっけかな

 ねこらじ? インターネットで聴くんですって」


「ねとらじね・・・そうなんだー なんて番組名なんだろう・・・」


マスター

「それも聞いたんっすけどね・・・何だったかなぁ・・・ニセらじおだったっけ?」


「えーーーーっ!!!」


キ(小声で)

「声が大きいって!・・・知ってるの?」


ば (小声で)

「知ってるも何も・・・ソミスのニセラジオってスッゴくマニアックな放送で・・・

 プロレスネタから B級ホラー それに音楽っていう もうオタク3拍子みたいな

 番組なんですよー わたし全部録音して聴いてるんです!」


「じゃあ 落ちたっていうのは・・・リスナーかも? 彼のファンの女の子とか」


「どうかな? ソミスはDJさんと付き合ってるって話 みんな知ってるから・・・」


「そうなんだ・・・知ってるDJさんかな?」


「時々しか放送してないけど・・・ぁずにゃんって萌え声DJさんみたい

 わたしも1度しか声は聴いた事がないの・・・ニセラジオにゲストで来てて」


「その時のファイルもってるの? そのぁずにゃんがとつした時の録音!」


「たぶん・・・あると思うんだけど・・・どうしてそんな事聞くの?」


「あっ・・いや・・・ちょっと気になることがあって・・・」


「わたしソミスさんに ちょっと今朝の事を聞いてくる・・・」


「よせって!・・・・・・あーあ・・・行っちゃったよ・・・」


__BGM___http://pureladio.web.fc2.com/


{わたしは記者としての自分のこの愚かな行為を 後になって後悔することになるなんて

 この時は全然考えてもいませんでした・・・




・・・いや・・・ディスってないっすから・・

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