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ぷろぺら殺人事件  作者: ハイダウェイ
14/16

第14章

白井ばにぃ グルメウイーク記者

キリ(キリ) キリカフェオーナー

もら助(mora助)動画配信者

隊員B(未定)DNP隊員

中野外務大臣(未定)フリー・トマソン日本支部長

原発職員(未定)

警備員 (未定)



隊員B

「隊長・・あっ キリさん・・・あれが中野外務大臣の車です」


キリ

「今政権になってからの初めての要人だ 警護の数も半端じゃないな・・・それで

 大臣の予定はどうなってる?」


隊員B

「12:00から職員との懇親会 13:00から もんじゅ及び2号機の視察です」


キリ

「この時期に視察とは舐められたもんだぜ・・・お台場の倉庫の方はどうだ?」


隊員B

「今のところ動きは無いようです 関東のDNPの隊員たちが警戒に当たってます」


「動けば即 逮捕だ・・・じゃあこっちはボクがやるから 君は例の件の方を・・・

 こりゃ昼飯は抜きだな・・・」


隊員B

「隊長・・・マイクの電源切らないで下さいよ・・・じゃあ行きます・・・」


__BGM__


「はい もしもし・・・君か 今ちょっとマズいんだ・・・」


「ゴメンなさい! さっき もら助君からメールが届いたの・・・気になることが

 書いてあって・・・そっちに転送するね」


「ありがとう 見てみるよ・・・これか・・・ん??・・・なんだって!?」


メール内容(もら助)

{お疲れさまでーす 例の倉庫の件なんですけど・・・ちょっとメカに強い友人が

 ラジコンにカメラ載せて倉庫の中を撮影したんですよー そしたらトレーラーと

 一緒に入った連中が酒盛りしてたらしいんです テロ計画してる割に緊張感が

 まったく無い 不思議に思ってシートに隠されてるミサイルも調べたらしいんですが

 見えてるところ以外はダンボールで出来てるみたいです 何かのイベント用ですかね?}


「どういうことだ? じゃあソミスの言ってた話って?・・・まてよ?・・・

 まさか!?・・・そういうことだったのか! しまった!」


__BGM__



原発職員

「すいません ここから先は入れません!」


「政府関係者だ! 通したまえ!」


原発職員

「外務大臣からの命令なんです ダメですよ 警備を呼びますよ!」


警備員

「困りますよ・・・さあ 戻ってください!」


「手荒なことはしたくなかったが・・・仕方が無い・・」


サイレンサー付の銃声__


職員・警備員

「うっ・・・」

「何を!おわっ・・」


「ショックガンだ 命に別状は無い・・・」

       :

       : 

       :


「動くな! 中野外務大臣! いやフリー・トマソン日本支部長 中野哲也!

 お前のやろうとしている事はわかってる! そのアタッシュケースをこっちに

 渡すんだ!」


中野

「なんだ貴様は! 誰が中に入ってもいいと言った? セキュリティポリスの諸君

 彼を取り押さえたまえ」


「みんな動くな! 君達に手荒なまねはしたくない そのアタッシュケースを

 足元に置け!」


中野

「なにを訳の分からない事を・・・この中には政府の重要な資料が入ってるんだぞ 

 お前のような者に渡せるものか!」


「それじゃあ仕方が無い・・・少し眠ってもらうよ・・・」


銃声パーン


「うっ!??・・・もう一人居たのか!?」




中野

「そんな所に隠れても無駄だ!セキュリティポリスの諸君撃つんだ!射殺してかまわん!」



銃声数発


「原子炉内で発砲するとは・・・日本の警察はいったい何を教えてるんだ・・・くそっ・・

 まさか撃たれるとは・・・イテーなぁ・・・ 

 ゴメンな・・・リル・・・護ってやれなかったよ・・・」



「キリさん!どこ? どこにいるの?」


隊員B

「中野哲也 逮捕状が出ている! 既に警察が包囲した SPは中野を確保しろ!」


中野

「何を・・・キサマら こっちに来るんじゃない! 離れろ これが見えんのか?

 このスイッチを押せば半径200mが吹き飛ぶ ここで爆発したらどうなる?

 いいのか? ほら 銃をよこせ!」


隊員B

「そんなもの爆破させたら お前も死ぬんだぞ!」


中野

「ああ・・・俺は自爆テロをするためにここに来たんだ・・・ちょっと計画が変わったが

 稼働中の二号機でなければ意味が無いからな・・・おっと 動かないでもらおうか

 そこの女 こっちへ来い!」


「なっ・・・何をする気? 」


中野

「お前は人質だ・・・さあ来るんだ・・・二号機へ行って一緒に心中しようじゃないか」


「やめて・・・そんなことをして どんな意味があるって言うの?」


中野

「つべこべ言わずにこっちへ来い!」


「そうは・・・させるかっ!」


サイレンサー付銃声__



中野

「クソっ・・・」


銃声3発


隊員B

「逃げたぞ!・・・ 連絡する 犯人が逃走! 女性が人質にされている 

 犯人は爆弾と拳銃を所持 それと足に怪我を負っている・・・

 至急応援を!こっちはSPが3名と隊長が撃たれた」


「中野は?・・・中野はどうした?」


隊員B

「キリ隊長! 喋らないで下さい! 大丈夫です 急所は外れてますよ!気を確かに」


「・・・リルは?・・・」


隊員B

「大丈夫です! 私達が護りますから 安心してください! 隊長! 隊長!」


__BGM__






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